牝馬クラシックに向けた貴重な前哨戦！フラワーＣを徹底解析！

1）1、2番人気が安定

過去10年、1番人気は「3.2.2.3」複勝率70.0％、2番人気が「3.2.1.4」複勝率60.0％と安定した成績を残し、1，2番人気がともに連対を外したのは2014年と20年の2回。

3番人気以下は好走馬が分散しており、10番人気以下でも「1.1.2.53」と4頭が馬券に絡んでいる。

近年では2020年に三連単34万馬券(12→4→1番人気)と荒れたが、2018、19，21年は2万円未満だった。

2）内枠や14番より外は苦戦

枠番別では1～2枠が「2.1.0.27」複勝率10.0％と苦戦しており、
3～6枠「4.7.6.60」複勝率22.1％、7～8枠「4.3.3.30」複勝率25.0％と中～外はあまり差がない。

ただ、馬番別で14番より外だった馬は「0.1.0.16」に終わっているため、多頭数になった際の外枠は割引。

12～13番なら「3.1.3.13」複勝率35.0％と問題ない。

3）大型馬・軽量馬に注目

馬体重別では、420キロ未満で出走した馬が「2.1.2.7」複勝率41.7％。

好走した5頭中4頭が5番人気以下のため、小柄な馬への注目は欠かせない。

一方で500キロ以上の大型馬も「3.1.0.6」複勝率40.0％と優秀だが、
こちらは好走した4頭中3頭が1番人気だった。

420～458キロは「1.6.1.75」複勝率9.6％と不振。

460～498キロは「4.3.6.29」複勝率31.0％と上々。

4）前走1勝クラス以下が好成績

前走クラス別(中央)では、オープン・重賞組「2.3.1.35」複勝率14.6％に対して、
1勝クラス以下が「8.8.8.81」複勝率22.9％。

特に1勝クラス以下が「4.5.7.47」複勝率25.4％と好走が多く、
新馬戦組も「2.0.0.5」複勝率28.6％と該当馬がいれば要注意。

未勝利戦組は「2.3.1.29」複勝率17.1％とやや劣勢だが、
それでもオープン・重賞組より複勝率は高い。

なお、優勝馬は9年連続で前走連対馬(一昨年までは8年連続で前走1着馬)から出ている。

・前走1勝クラスで連対
シンティレーション
スタニングローズ
デインティハート

・前走未勝利戦組で連対
アプサラー
コルベイユ
ダイム

・前走新馬戦組
キタサンシュガー
ティズグロリアス

・現段階での注目馬
デインティハート