安田記念への名乗りをあげる！マイラーズＣを徹底解析！

1）勝ち馬はほぼ5番人気以内

※昨年に続き今年も阪神競馬場で代替されるが、京都開催を含めた過去10年を対象に分析

過去10年、1番人気は「2.2.2.4」で複勝率60.0％とまずまず。

2～3番人気が「5.2.3.10」の複勝率50.0％と上々で、配当妙味を加味すればこちらの方が狙い目とも言える。

4～5番人気は「2.3.1.14」の複勝率30.0％で、優勝馬10頭中9頭は5番人気以内。

阪神で代替された昨年は2→3→9番人気の順で3連単は8万2220円と、やや荒れ気味の決着になった。

2）4・5歳馬が中心

年齢別では5歳が「5.1.6.22」と半数の5勝を挙げて複勝率35.3％と優秀。

4歳は「3.5.2.33」で複勝率は23.3％と5歳とは差があるが、連対率18.6％は5歳の17.6％を上回る。

6歳は「1.1.1.28」で複勝率9.7％、7歳以上は「1.3.1.33」で複勝率13.2％。

阪神の昨年も上位を占めた4～5歳馬が中心になるものの、ベテラン馬は全く軽視してしまうのは危険。

・4歳馬
ヴィクティファルス
ソウルラッシュ
レッドベルオーブ
ロードマックス

3）4歳馬はキャリアにも注目

キャリア別成績をみると10戦以下だった馬が「3.4.2.10」で複勝率47.4％と安定している。

該当馬は大半が4歳で、4歳のキャリア10戦以下は「2.3.2.9」で複勝率43.8％。

これに対して4歳・11戦以上は「1.2.0.24」の複勝率11.1％と苦戦している。

4歳はレース経験の浅い馬を重視したい。

なお、5歳はキャリア15戦以下「2.1.2.11」で複勝率31.3％、16戦以上「3.0.4.11」の複勝率38.9％と、逆にキャリアを重ねた馬の方が複勝率はいい。

・4歳でキャリア10戦以下の馬
ヴィクティファルス
ソウルラッシュ
レッドベルオーブ
ロードマックス

・5歳でキャリア16戦以上の馬
エアロロノア
ファルコニア

4）好走時に勝ち切る前走Ｇ2組

前走クラス別(中央)では、重賞組が「7.5.9.73」で複勝率22.3％と好走馬の2/3以上を占める。

このうち前走Ｇ2組は「6.1.0.14」と好走時に勝ち切る傾向が強く、Ｇ3組は「1.4.8.48」と2～3着が非常に多い。

また、Ｇ1組が「0.0.1.11」と不振な点にも注意したい。

その他、オープン特別組「2.5.0.32」で複勝率17.9％、海外組「1.0.1.2」で複勝率50.0％から好走馬が出ている。

・前走Ｇ2組
カラテ

・前走Ｇ3組
ヴィクティファルス
ケイデンスコール
サトノアーサー
シュリ
ホウオウアマゾン
レインボーフラッグ

・データからの推奨馬
ヴィクティファルス

・現段階での注目馬
ソウルラッシュ

・調教が良かったと思える馬
ソウルラッシュ
エアロロノア
ヴィクティファルス
ダイワキャグニー