2021、22年に続き本年も阪神芝2200mで代替されるが、例年の京都開催も含めた過去10年を対象に分析
1)少頭数でも波乱に注意
過去10年、1~2番人気は計【2.3.5.10】連対率25.0%・複勝率50.0%とやや物足りない成績。
3番人気が【2.4.1.3】 複勝率70.0%と優秀で、6番人気は【4.0.2.4】と4勝を挙げ複勝率も60.0%の好成績。
7番人気以下は【1.1.0.52】だが、本年同様に阪神代替だった昨年が12→8→6番人気で3連単67万馬券の波乱だった。
落ち着いた頭数で行われる年が多い割に、荒れ気味の決着も少なくないレース。
2)4歳 vs 5歳の構図
年齢別では、4歳が【3.6.2.20】複勝率35.5%。
5歳が5勝を挙げ【5.0.5.17】で同37.0%を記録し、この4歳と5歳が中心。
6歳は【1.3.1.23】同17.9%、7歳以上は【1.1.2.24】同14.3%。
ベテラン馬の好走も見られるものの、好走確率では劣勢。
〇4歳馬
インプレス
キラーアビリティ
ドウデュース
プラダリア
マテンロウレオ
〇5歳馬
エフフォーリア
3)優勝馬は逃げ・先行勢から
本競走での3コーナーの通過順別成績をみると、4番手以内だった馬が【9.4.5.26】、5番手以下は【1.6.5.58】。
2~3着には3コーナー5番手以下から食い込む馬も多いが、勝ち馬は10頭中9頭が4番手以内で通過していた。
中には、一昨年のラヴズオンリーユー(前2戦連続3角10番手以下)のような馬もおり、出走頭数が減れば前々で運べそうなタイプにも注意。
〇逃げ・先行しそうな馬
アフリカンゴールド
キングオブドラゴン
ユニコーンライオン
4)前走G1組が注目に
前走クラス別では、海外も含むG 1組が【6.5.8.19】で複勝率50.0%と安定。
このうち半年以上の休養明けは【0.0.2.3】、その他は【6.5.6.16】と、連対候補は半年以内のG1に出走していた馬から選びたい。
その他は前走G2組が【2.2.2.35】で複勝率14.6%、G3組は【2.2.0.17】の同19.0%、オープン特別組【0.1.0.10】、3勝クラス組【0.0.0.3】。
〇前走が半年以内のG1組
ウインマイティー
エフフォーリア
ドウデュース
ユニコーンライオン
ラストドラフト
・データからの該当馬
エフフォーリア
・個人的な注目馬
ユニコーンライオン
・調教が良かったと思う馬
エフフォーリア
マイネルファンロン
キングオブドラゴン
ドウデュース
プラダリア
ユニコーンライオン