①前走好走馬はまずまず堅実
過去10年の前走の着順別成績を見ると、前走で3着以内だった馬は3着内率が32.3%に達している。
一方、8着以下だった馬は3着内率4.5%と苦戦している。
直近のレースで3着以内に入っていた馬は高く評価したい。
◎前走で3着以内だった馬
エイシンスポッター +1点
グランテスト +1点
サーマルウインド +1点
ナナオ +1点
バースクライ +1点
ピューロマジック +1点
ペアポルックス +1点
ヨシノイースター +1点
②どちらかと言えば牝馬が優勢
過去10年の3着以内馬延べ30頭中18頭は牝馬だった。
一方、牡・せん馬は3着内率12.5%とやや苦戦している。
どちらかと言えば牝馬が強いレース。
◎牝馬
グランテスト +1点
サーマルウインド +1点
テイエムスパーダ +1点
ナナオ +1点
バースクライ +1点
ピューロマジック +1点
モズメイメイ +1点
なお、牡・せん馬のうち、前走の着順が4着以下だった馬は、3着内率が4.5%にとどまっている。
さらに、2018年以降の過去6年に限ると【0.0.0.38】(3着内率0%)である。
前走で3着以内に入っていなかった牡馬およびせん馬は、ここでも3着以内に入る可能性が低いとみてよさそう。
×前走で4着以下だった牡・せん馬
カンチェンジュンガ
ジャスパークローネ
ショウナンハクラク
ディヴィナシオン
トゥラヴェスーラ
メイショウソラフネ
メディーヴァル
ヤクシマ
③キャリア23戦以上の馬は不振
過去10年の3着以内馬延べ30頭中24頭は、通算出走数が22戦以内だった。
一方、23戦以上だった馬は3着内率7.6%と苦戦している。
キャリア22戦以内の馬に注目したい。
◎キャリア22戦以内の馬
エイシンスポッター +1点
カンチェンジュンガ +1点
グランテスト +1点
サーマルウインド +1点
ジャスパークローネ +1点
テイエムスパーダ +1点
ナナオ +1点
バースクライ +1点
ピューロマジック +1点
ペアポルックス +1点
メイショウソラフネ +1点
モズメイメイ +1点
ヤクシマ +1点
なお、通算出走数が23戦以上だった馬のうち、前年以降のJRAの重賞において1着となった経験がなかった馬は、3着内率が4.4%にとどまっている。
さらに、2018年以降の過去6年に限ると【0・0・0・35】(3着内率0%)である。
前年以降に重賞を勝っていないキャリア23戦以上の馬は、割り引きが必要。
※該当馬なし
④近年は年明け以降の戦績やコース適性も重要
過去6年の3着以内馬延べ18頭中13頭は、同年のJRAの出走頭数が12頭以上だったオープンクラスのレースにおいて2着以内に入った経験がある馬だった。
一方、この経験がなかった馬は3着内率7.7%と苦戦しているので、疑ってかかるべきだろう。
◎同年のJRAの出走頭数が12頭以上だったOPクラスのレースで2着以内に入った経験がある馬
エイシンスポッター +1点
サーマルウインド +1点
ナナオ +1点
ピューロマジック +1点
ペアポルックス +1点
ヨシノイースター +1点
なお、同年のJRAの出走頭数が12頭以上だったオープンクラスのレースにおいて2着以内に入った経験がなかったにもかかわらず、3着以内に入った5頭のうち3頭は、前年以降に小倉・芝1200メートルで行われた出走頭数が15頭以上のオープンクラスのレースにおいて4着以内に入った経験がある馬だった。
年明け以降に12頭以上の重賞やオープン特別で連対を果たしていなくても、小倉・芝1200メートルのレースに十分な実績がある馬は、マークしておくべきかもしれない。
△前年以降に小倉・芝1200mで行われた出走頭数が15頭以上のOP
クラスのレースにで4着以内に入った経験がある馬
ジャスパークローネ
⑤前走から中7週以上の馬が勝てていない
過去10年の優勝馬10頭は、いずれも前走の着順が1着、もしくは2着以下に敗れていても1着馬とのタイム差が0.7秒以内だった。
また、この10頭は前走との間隔が中6週以内だった点も共通している。
例年と開催時期が違うとはいえ、大敗直後の馬やレース間隔が空いている馬は、扱いに注意した方がよさそう。
◎前走の着順が1着、もしくは2着以下に敗れていても1着馬とのタイム差が0.7秒以内かつ、前走との間隔が中6週以内の馬
エイシンスポッター +1点
ディヴィナシオン +1点
ナナオ +1点
ピューロマジック +1点
ペアポルックス +1点
メディーヴァル +1点
⑥1番人気馬の勝ち星なし
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【0.4.1.5】。
勝ち星がなく、2・3着止まりとなっている。
勝利数では、8番人気馬が最多の3勝、5番人気馬が2勝、2・3・6・9・16番人気馬が1勝ずつ。
13~17番人気馬は【1.2.2.40】で、複勝率11.1%と人気薄の激走もある。
配当面では3連単で14年395万円、17年107万円と100万円超が2回、10回中8回は5万円以上と堅く決まることが少ない一戦。
⑦4歳馬が好成績
年齢別成績では、4歳馬が【3.2.3.16】。
昨年のジャスパークローネら3勝をあげ、連対率20.8%・複勝率33.3%でトップ。
5歳馬は【2.7.1.42】で2着が多く、連対率17.3%で4歳馬に迫っている。
他では6歳馬が【3.0.4.39】で複勝率15.2%、3歳馬は【1.1.2.17】で同19.0%。
なお、7歳以上は【1.0.0.29】で、好走したのは16年1着バクシンティオー(当時7歳)のみと苦戦。
◎4歳
カンチェンジュンガ +1点
グランテスト +1点
バースクライ +1点
モズメイメイ +1点
ヤクシマ +1点
⑧前走から斤量増の馬に注目
ハンデ戦で前走からの斤量増減別成績を比較すると、庁量増の馬が【3.5.3.13】。
18年アレスバローズら3勝をあげ、連対率33.3%・複勝率45.8%と非常に高い。
斤量増減なしの馬は【4.1.6.63】で複勝率14.9%。
斤量減の馬は【3.4.1.67】で同10.7%と最も低い。
◎前走から斤量増の馬
エイシンスポッター +1点
サーマルウインド +1点
⑨勝ち馬は前走馬体重500キロ未満
前走馬体重別成績は、前走500キロ未満の馬が【10.6.10.116】。勝ち馬がすべて含まれており、複勝率18.3%。
中でも前走460~499キロの馬が【8.6.8.84】で大半の8勝をあげており、複勝率20.8%。
なお、500キ口以上の大型馬は【0.4.0.26】で連対率・複勝率13.3%となっている。
◎前走の馬体重が460~499キロの馬
カンチェンジュンガ +1点
グランテスト +1点
ショウナンハクラク +1点
ディヴィナシオン +1点
トゥラヴェスーラ +1点
バースクライ +1点
ペアポルックス +1点
メディーヴァル +1点
ヨシノイースター +1点
・データからの該当馬TOP3
1位(名前順)
エイシンスポッター 5点
グランテスト 5点
サーマルウインド 5点
ナナオ 5点
バースクライ 5点
ピューロマジック 5点
ペアポルックス 5点
2位(名前順)
カンチェンジュンガ 3点
モズメイメイ 3点
ヨシノイースター 3点
3位以下(名前順)
ディヴィナシオン 2点
テイエムスパーダ 2点
メディーヴァル 2点
ヤクシマ 2点
ジャスパークローネ 1点
ショウナンハクラク 1点
トゥラヴェスーラ 1点
イショウソラフネ 1点
・個人的な注目馬
エイシンスポッター
・好調教だと思った馬(枠順)
ディヴィナシオン
ペアポルックス
ジャスパークローネ
ナナオ
ヨシノイースター