1)伏兵の激走が目立つ一戦
過去10年(2012・13年の中山開催を含む) の人気別成績は、1番人気馬が【3.3.2.2】。
2019年のサリオスら最多の3勝をあげ、連対率60.0%・複勝率80.0%と高い。
2番人気馬は【2.2.1.5】で18年アドマイヤマーズら2勝、複勝率50.0%と1番人気馬に次いで高い。
以下、7番人気馬が一昨年のグレナディアガーズら2勝、3・4・6番人気馬が1勝ずつ。
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布している。
阪神開催となった14年以降・近8年で1・2番人気馬が5勝をあげているが、7番人気以下の馬が17年と昨年を除いて1頭は3着以内に入っている。
伏兵馬の激走が目立つ一戦。
2)サウジアラビアRC1着馬に注目
前走レース別成績で、少数ながらサウジアラビアRC組は【2.2.1.4】。
複勝率55.6%と好相性を示している。
この中で前走1着だった馬は【2.1.1.0】で、17年ダノンプレミアムら2勝をあげ、4頭すべて3着以内に入っている。
デイリー杯2歳S組は【1.3.2.18】で複勝率25.0%。
この組の前走1着馬は【1.2.1.2】で複勝率66.7%と高く、3着以内馬4頭は上位2番人気以内に支持されていた。
出走数最多の京王杯2歳S組は【0.2.2.27】で勝ち星がなく、複勝率12.9%。
この組の3着以内馬4頭中3頭は前走で勝利をおさめていた。
東京スポーツ杯2歳S組は【0.2.0.9】で連対率・複勝率18.2%。
連対した2頭はいずれも芝1800mの新馬戦を勝利していた。
〇サウジアラビアRC1着馬
ドルチェモア
〇デイリー杯2歳Sで1着だった馬
オールパルフェ
〇京王杯2歳Sで1着だった馬
オオバンブルマイ
3)1勝クラス組は前走マイル戦が好成績
出走数が多い前走1勝クラス組はのべ【4.1.2.27】で、16年サトノアレスら4勝をあげている。
この組の前走距離別成績は、1600m組が【4.0.2.6】勝ち馬4頭は芝・ダート問わず、すべて前走1600m戦を使われており、連対率33.3%・複勝率 50.0%と優秀。
また、前走1400m組は【0.1.0.13】 で勝ち星がなく、連対率7.1%。
1勝クラス組で好走した馬はいずれも前走で1400mか1600mを使われていた。
〇前走が1勝クラスで、1600m戦だった馬
ドンデンガエシ
×前走が1勝クラスで、1400m戦だった馬
キョウエイブリッサ
コーパスクリスティ
ティニア
バグラダス
4)前走1番人気で1着馬が過半数の6勝
前走着順別成績は、前走1着馬が【10.7.8.61】。
過去10年の勝ち馬はすべて前走を勝利しており、3着以内数も25頭と非常に多い。
なお、前走5着以下だった馬は【0.1.0.34】と不振傾向にある。
前走1着馬の中で前走1番人気で勝利した馬は【6.3.4.16】。
過半数の6勝をあげており、連対率31.0%・複勝率44.8%と非常に高い。
昨年は2着馬が該当しており、16年を除いて毎年1頭は3着以内に入っている。
なお、前走6番人気以下で勝利した馬は【0.0.0.12】で、すべて着外に敗れている。
×前走5着以下だった馬
スズカダブル
ミシェラドラータ
〇前走1番人気で1着だった馬
該当馬なし
×前走6が番人気以下で勝利した馬
ウメムスビ
エンファサイズ
オオバンブルマイ
・データからの該当馬
ドルチェモア
・個人的な注目馬
スズカダブル
・調教が良かったと思う馬
エンファサイズ
スズカダブル
ダノンタッチダウン
ドンデンガエシ
ウメムスビ
ティニア
フロムダスク