1)1番人気馬が過半数の6勝
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【6.1.1.2】。
昨年のエフフォーリアら過半数の6勝をあげ、連対率70.0%・複勝率80.0%と高い。
2番人気馬は【1.1.4.4】で19年リスグラシューが勝利し、複勝率60.0%は1番人気馬に次いで高い。
以下、3・4番人気馬がともに【1.1.2.6】で1勝ずつ。
上位4番人気以内で大半の9勝をあげている。
その他の1勝は15年にゴールドアクターが8番人気で優勝している。
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布。
特に2着馬は8番人気以下が4頭と多い。
過去10年中6年で8番人気以下の伏兵が1頭ずつ3着以内に激走している。
3連単はすべて13万円未満と大波乱こそないものの、上位人気馬が勝利して2・3着に人気薄が入るヒモ荒れとなるケースがある。
2)3歳馬が好成績
年齢別成績は、3歳馬が【4.2.2.16】。
昨年のエフフォーリアら4勝をあげ、連対率25.0%・複勝率33.3%でトップ。
3着以内馬8頭中7頭は上位4番人気以内に支持されていた。
出走数最多の5歳馬は【4.3.6.45】で17年キタサンブラックら4勝をあげ、複勝率22.4%と3歳馬に次いで高い。
4歳馬は【2.5.1.36】と一昨年のクロノジェネシスら2勝で、複勝率18.2%。
連対馬は全て3~5歳馬から出ている。
6歳馬は【0.0.1.16】で、18年シュヴァルグランの3着1回のみ。
なお、7歳以上は【0.0.0.17】ですべて着外に敗れている。
〇3歳馬で上位4番人気以内に推されそうな馬
イクイノックス
×6歳馬
ボッケリーニ
ラストドラフト
3)菊花賞組が最多の3勝
前走レース別成績は、菊花賞組が【3.1.2.7】で18年ブラストワンピースら最多の3勝をあげ、連対率30.8%・複勝率46.2%と優秀。
優勝した3頭はいずれも前走の菊花賞で1番人気に支持されていた。
出走数が抜けて多いジャパンC組は【2.2.5.47】で14年ジェンティルドンナら2勝をあげ、連対率7.1%・複勝率16.1%。
この中で今回の有馬記念が休み明け3戦目の馬が【2.2.5.28】で複勝率24.3%。
休み明け2戦目【0.0.0.5】、同4戦目【0.0.0.12】はともに好走馬が出ていない。
他では天皇賞(秋)組が【2.2.1.12】で近2年続けて勝ち馬が出ており、複勝率29.4%。
凱旋門賞組は【1.1.2.3】で13年オルフェーヴルが優勝し、複勝率57.1%と非常に高い。
アルゼンチン共和国杯組は【1.0.0.5】で15年ゴールドアクターが勝利。
なお、エリザベス女王杯組は【0.2.0.18】で勝ち星こそないが、17年クイーンズリング(8番人気)、一昨年のサラキア(11番人気)と人気薄が2着に入っている。
〇前走が菊花賞だった馬
ジャスティンパレス
ボルドグフーシュ
〇前走がJCで、有馬記念が休み明け3戦目の馬
ヴェラアズール
〇前走が天皇賞(秋)だった馬
イクイノックス
ポタジェ
〇前走が凱旋門賞だった馬
タイトルホルダー
ディープボンド
4)今回斤量減で前走連対馬に注目
前走からの斤量増減別成績は、今回斤量減の馬が【7.6.5.43】。
12年ゴールドシップら過半数の7勝をあげ、連対率21.3%・複勝率29.5%。
この中で前走で連対した馬は【5.2.3.10】で半数の5勝をあげ、複勝率50.0%と非常に高い。
斤量増減なしの馬は【2.2.5.64】で17年キタサンブラックら2勝をあげ、複勝率12.3%。
この組の3着以内馬9頭はいずれも前走5番人気以内に支持されていた。
なお、今回斤量増の馬は【1.2.0.23】で15年ゴールドアクターの1勝のみ。
16年以降は3着以内馬が出ていない。
〇今回が斤量減になる馬
アカイイト
イクイノックス
イズジョーノキセキ
ウインマイティー
エフフォーリア
ジェラルディーナ
ジャスティンパレス
タイトルホルダー
ディープボンド
ボルドグフーシュ
〇今回が斤量減で、前走で連対した馬
イクイノックス
ジェラルディーナ
ボルドグフーシュ
〇今回が斤量増減なしで、前走5番人気以内だった馬
ヴェラアズール
×今回斤量が増える馬
アリストテレス
ブレークアップ
ラストドラフト
・データからの該当馬
イクイノックス
・個人的な注目馬
ディープボンド
・調教が良かったと思う馬
ディープボンド
タイトルホルダー
ボルドグフーシュ
ウインマイティー
イクイノックス
ヴェラアズール