※今年も近2年と同じく中京芝2200mで施行されるが、以前の京都芝2400mで行われた2013~20年を含めた過去10年のデータから分析
1)順当か波乱か、両極端の結果が多い
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.4.0.3】。
19年グローリーヴェイズら3勝をあげ、連対率・複勝率70.0%でトップ。
2番人気馬は【3.1.0.6】で最多タイの3勝をあげ、連対率・複勝率40.0%。
以下、3・6・7・10番人気馬が各1勝。
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布している。
3連単で1万円未満の堅い決着が3回ある一方で、10万円以上の波乱も3回。
中京開催の近2年は一昨年が7→13→4番人気で3連単96万1790円の波乱、昨年が3→1→9番人気で同2万6610円となっている。
2)4歳馬が大半の8勝
年齢別成績は、4歳馬が【8.3.0.18】。
昨年のヨーホーレイクら大半の8勝をあげており、連対率・複勝率37.9%と高い。
5歳馬は【1.4.5.27】で一昨年のショウリュウイクゾが勝利し、複勝率27.0%。
6歳馬は【1.3.5.33】で18年パフォーマプロミスが勝利し、複勝率21.4%。
なお、7歳以上は【0.0.0.42】と3着以内馬が出ていない。
×7歳以上の馬
アフリカンゴールド
サンレイポケット
ダンディズム
ハヤヤッコ
プライドランド
3)前走5着以内で斤量減の馬に注目
ハンデ戦で前走からの斤量増減別成績は、斤量減の馬が【9.6.4.68】。
大半の9勝をあげ、連対率17.2%・複勝率21.8%。
この組は前走5着以内だった馬が【6.5.3.16】で過半数の6勝をあげ、連対率36.7%・複勝率46.7%と優秀。
今年も該当馬がいれば注目。
前走から斤量増の馬は【0.2.3.12】で複勝率29.4%と高いものの、勝ち星なし。
斤量増減なしの馬は【1.2.3.40】と16年レーヴミストラルの1勝のみで、複勝率13.0%と低い。
〇前走5着以内で斤量減の馬
ヴェローナシチー
4)ノーザンファーム生産馬が好成績
生産者別成績は、ノーザンファーム生産馬が【6.5.2.20】。
昨年のヨーホーレイクら過半数の6勝をあげており、連対率33.3%・複勝率39.4%と高い。
中京開催の近2年も【2.1.1.7】で優勝馬が出ている。
なお、社台コーポレーション白老ファーム生産馬【0.0.1.11】、社台ファーム生産馬【0.0.0.12】と不振傾向にある。
〇ノーザンファーム生産馬
ヴェルトライゼンデ
ハヤヤッコ
プライドランド
・データからの該当馬
ヴェローナシチー
・個人的な注目馬
サンレイポケット
・調教が良かったと思う馬
ヴェルトライゼンデ
ロバートソンキー
ダンディズム
プラダリア