1) 波乱の可能性もある一戦
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.1.2.4】。
2020年コントレイルら3勝をあげ、複勝率60.0%。
2番人気馬は【2.2.0.6】で一昨年のエフフォーリアら2勝で、複勝率40.0%。
3番人気馬は【1.3.2.4】で15年ドゥラメンテが勝利し、複勝率60.0%で1番人気馬に並んでいる。
以下、5・7・8・9番人気馬が1勝ずつ。
7~9番人気で3勝をあげ、のべ【3.2.3.22】と伏兵馬の好走が多い。
なお、10番人気以下は【0.0.1.82]で、3着1回のみ。
配当面では3連単4万円未満が過半数の6回と多い一方で、17年は9→4→12番人気の順で106万4360円の大波乱。
堅めの決着が多いものの、波乱の可能性もある一戦。
2) 共同通信杯組は前走上がり3位以内
前走レース別成績は、共同通信杯組が【5.0.2.9】。
昨年のジオグリフら半数の5勝をあげており、連対率31.3%・複勝率43.8%と優秀。
この組の優勝馬5頭はいずれも前走上がり3位以内で、連対を果たしていた。
また、前哨戦のスプリングS組は【2.1.2.31】。
18年エポカドーロら2勝で、複勝率13.9%。
この組の3着以内馬5頭はいずれも前走で連対していた。
〇前走が共同通信杯で上がり3位以内で連対した馬
ファントムシーフ
〇前走がスプリングSで連対した馬
ベラジオオペラ
ホウオウビスケッツ
3) 弥生賞組は重賞勝利実績に注目
その他の前走レースでは、G1昇格後のホープフルS組が【2.0.0.2】で19年サートゥルナーリア、20年コントレイルと前走勝ち馬が無敗のまま勝利している。
毎日杯組は【1.0.0.8】で17年にアルアインが優勝している。
前哨戦の弥生賞組は【0.5.3.33】で勝ち星がなく、複勝率19.5%。
この組の3着以内馬8頭はいずれも前走で4着以内に入っており、そのうち6頭は過去に重賞での勝利経験があった。
若葉S組は【0.1.1.21】で、前走1番人気だった馬が【0.1.1.4】で複勝率33.3%。
なお、きさらぎ賞組【0.0.1.6】、京成杯組【0.0.1.4】でともに3着止まりとなっている。
〇前走の弥生賞が4着以内で、過去に重賞での勝利経験がある馬
該当なし
4) 前走重賞で1番人気馬が好成績
前走人気別成績は、前走1番人気だった馬が【6.7.5.28】。
昨年のジオグリフら過半数の6勝をあげ、複勝率39.1%と優秀。
昨年は上位3着までを独占しており、毎年1頭は3着以内に入っている。
この中で前走の重賞で1番人気だった馬は【6.6.4.19】で複勝率45.7%と非常に高い。
勝ち馬6頭はいずれも前走重賞で連対を果たしていた。
〇前走で1番人気だった馬
シャザーン(すみれS)
セブンマジシャン(スプリングS)
トップナイフ(弥生賞)
フリームファクシ(きさらぎ賞)
〇前走が重賞で1番人気だった馬
トップナイフ
フリームファクシ
・データからの該当馬
ファントムシーフ
・個人的な注目馬
ホウオウビスケッツ
・調教が良かったと思う馬
ソールオリエンス
トップナイフ
ファントムシーフ
タスティエーラ
ベラジオオペラ
タッチウッド
ホウオウビスケッツ
ワンダイレクト