※近2年の阪神開催を含む2013年以降過去10年のデータから分析
1) 1番人気馬が近6年連続で連対
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.3.0.4】。
19年・20年連覇のフィエールマンら3勝をあげ、近6年連続で連対している。
2番人気馬は【5.0.1.4】で昨年のタイトルホルダーら最多の5勝をあげ、複勝率60.0%。
3番人気【1.2.1.6】 複勝率40.0%、4番人気【1.1.4.4】同60.0%。
上位4番人気以内で勝ち馬10頭を含む3着以内馬22頭と多い。
ただ、2・3着馬は10番人気以下が2頭ずつと下位人気まで幅広い。
配当面では13年から16年まで4年連続で3連単10万円以上だったが、1番人気馬が連対している17年以降はいずれも6万円以下と堅めの決着が続いている。
2) 前走阪神大賞典勝ち馬に注目
前走レース別成績は、出走数最多の阪神大賞典組が【2.4.4.47】。
18年レインボーラインら2勝をあげ、連対率10.5%・複勝率17.5%。
この組で前走1着だった馬は【2.2.2.3】で、連対率44.4%・複勝率66.7%と高い。
同じく前哨戦の日経賞組は【4.2.3.43】で昨年のタイトルホルダーら4勝をあげ、連対率11.5%・複勝率17.3%。
この組の好走馬9頭はいずれも前走で5着以内に入っていた。
他ではG1昇格後の大阪杯組が【1.1.0.2】で、17年キタサンブラックが優勝。
なお、ダイヤモンドS組は【0.1.1.16】で勝ち星がなく、2・3着止まりとなっている。
〇阪神大賞典の勝ち馬
ジャスティンパレス
〇日経賞で5着以内だった馬
タイトルホルダー(1着)
ディアスティマ(3着)
3) 前走1番人気で勝利した馬が好成績
前走着順別成績は、前走1着馬が【5.6.4.23】。
昨年は上位3着までを独占し、連対率28.9%・複勝率39.5%と優秀。
この中で前走1番人気で勝利した馬は【4.4.3.7】で昨年のタイトルホルダーら4勝をあげ、連対率44.4%・複勝率61.1%と非常に高い。
また、前走2着馬は【2.1.3.23】で19年フィエールマンら2勝をあげ、複勝率20.7%。
勝ち馬10頭はいずれも前走で5着以内には入っており、前走6着以下は【0.2.0.47】と巻き返しは厳しい。
〇前走1番人気で勝利した馬
該当なし
〇前走2着馬
ヒュミドール
ボルドグフーシュ
4) 前走上がり1位馬が半数の5勝
前走上がり順位別成績は、前走上がり1位だった馬が【5.4.3.20】。
一昨年のワールドプレミアら半数の5勝をあげており、複勝率37.5%と優秀。
この組の3着以内馬12頭中9頭は前走阪神大賞典組もしくは日経賞組だった。
前走上がり2位の馬は【0.1.1.23】で複勝率8.0%、3位の馬も【0.2.1.18】で同14.3%で勝ち馬が出ていない。
〇前走で上がり1位だった馬
エンドロール(2勝クラス)
ジャスティンパレス(阪神大賞典)
タイトルホルダー(日経賞)
・データからの該当馬
タイトルホルダー
・個人的な注目馬
マテンロウレオ
・調教が良かったと思う馬
タイトルホルダー
ディープモンスター
ボルドグフーシュ
ジャスティンパレス
アスクビクターモア
シルヴァーソニック
ヒュミドール