※中京で代替された近2年も含む過去10年を対象に分析
1) 1番人気は勝つか馬券圏外
過去10年、1番人気は【5.1.0.4】。
特に京都開催時は【4.0.0.4】と勝てなければ馬券圏外に沈んでいた。
一方、勝ち切れないものの安定感があるのは3番人気【1.3.3.3】で、近5年は全馬が馬券に絡んでいる。
穴っぽいところでは7番人気【1.2.0.7】や、12番人気【1.1.0.8】が目立つ。
3連単の配当は1万8000円未満が5回ある一方、16万馬券以上も4回あり、2014年には12→7→4番人気で146万馬券も出ている。
2) 勝ち馬は4〜5歳が中心
年齢別では4歳が【4.3.1.29】、5歳が【5.2.4.36】でともに勝率11%弱、複勝率22%前後。
勝ち馬はこの4、5歳が中心になる。
ただ、6歳【1.3.1.32】複勝率13.5%、7歳【0.2.3.15】同25.0%と、6〜7歳でも2〜3着に絡む馬は少なくない。
8歳以上になると【0.0.1.15】と苦しい。
3) 関東馬は大苦戦
東西の所属別では、関西馬が【10.10.10.95】と馬券圏内のすべてを占めている。
対して関東馬は【0.0.0.32】。
出走数が極端に少ないわけでもなく、2015年1番人気5着のアジアエクスプレスなど1〜2番人気馬が4頭、5番人気以内に支持された馬は6頭を数えた中でこの結果のため、大きく割り引いていいかもしれない。
〇関西馬
ヴァンヤール
カテドラル
カフジオクタゴン
グロリアムンディ
ゲンパチルシファー
サンライズホープ
タイセイドレフォン
ノットゥルノ
ハイエンド
ハギノアレグリアス
メイショウカズサ
メイショウフンジン
×関東馬
テリオスベル
デルマルーヴル
ホウオウルバン
ロードヴァレンチ
4) 前走中央G1、地方、海外組に注目
前走別では、中央G1組(全馬が同年のフェブラリーS)が 【2.1.1.4】で複勝率50.0%、地方競馬組が【2.2.2.12】同33.3%、そして海外組が【1.0.1.1】同66.7%。
この3組の好走確率が非常に高い。
G1を除く中央重賞組は【3.6.4.63】同17.1%、オープン特別組は【2.1.2.29】同14.7%で、前走が3勝クラスだった馬は【0.0.0.18】と好走がない。
〇地方競馬組
グロリアムンディ(〇関西馬)
テリオスベル(×関東馬)
ノットゥルノ(〇関西馬)
ハギノアレグリアス(〇関西馬)
メイショウフンジン(〇関西馬)
・データからの該当馬
グロリアムンディ
・個人的な注目馬
メイショウフンジン
・調教が良かったと思う馬
サンライズホープ
ヴァンヤール
ノットゥルノ
ハギノアレグリアス
ロードヴァレンチ