1) 近4年はヒモ荒れに
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【5.2.1.2】。
2020年デアリングタクトら半数の5勝をあげ、連対率70.0%・複勝率80.0%と高い。
2番人気馬は【1.2.3.4】で14年ヌーヴォレコルトの1勝のみだが、複勝率60.0%と1番人気馬に次いで高い。
3番人気馬が【3.0.1.6】で昨年のスターズオンアースら3勝。
これら上位3番人気以内で大半の9勝をあげている。
その他の1勝は13年にメイショウマンボが9番人気で優勝している。
3着以内馬は18年までは9番人気以内におさまっていたものの、近4年は昨年2着のスタニングローズ(10番人気) ら10番人気以下の人気薄が2〜3着に各年1頭ずつ激走。
上位人気1着から人気薄へのヒモ荒れが続いている。
2) 桜花賞組は前走3着以内が中心
前走レース別成績は、出走数最多の桜花賞組が【7.4.5.62】。
18年のアーモンドアイら7勝をあげており、連対率14.1%・複勝率20.5%。
昨年は1・3着が該当し、毎年1頭は3着以内に入っている。
この組の前走着順別成績は、前走1着【3.1.0.4】複勝率50.0%、前走2着【1.0.2.4】同42.9%、前走3着【2.1.1.5】同44.4%。
前走3着以内でこの組の勝ち馬7頭中6頭を占めている。
なお、前走4着以下は【1.2.2.49】で、勝利したのは13年メイショウマンボのみで複勝率9.3%。
この中で3着以内に入った5頭はいずれも前走桜花賞で4番人気以内に支持されていた。
〇前走の桜花賞で3着以内だった馬
リバティアイランド
コナコースト
ペリファーニア
〇前走の桜花賞で4着以下、4番人気以内だった馬
ドゥアイズ(5着/4番人気)
ハーパー(4着/3番人気)
ライトクオンタム(8着/2番人気)
3)複勝率が高い前走フローラS1着馬
トライアルのフローラS組は【1.4.2.38】で一昨年にユーバーレーベンが勝利し、連対率11.1%・複勝率15.6%。
この組の前走着順別成績は、前走1着馬が 【0.3.1.6】。
勝ち馬こそ出ていないものの、複勝率40.0%と優秀。
この組の3着以内馬7頭はいずれも前走フローラSで5着以内に入っていた忘れな草賞組は【2.0.1.9】で19年ラヴズオンリーユーら2勝。
この組の3着以内馬3頭はいずれも前走上がり 3位以内の脚で勝利をおさめていた。
その他の組では、スイートピーS組が【0.1.0.13】で、19年2着のカレンブーケドールのみ好走。
なお、前走1勝クラス組は【0.0.1.15】で一昨年ハギノピリナが3着と好走している。
〇前走のフローラSで5着以内だった馬
ゴールデンハインド(1着)
ソーダズリング(2着)
イングランドアイズ(4着)
4) 勝ち馬はすべて前走馬体重420キロ以上480キロ未満
前走馬体重別成績では、前走420キロ以上480キロ未満の馬が【10.9.6.111】。
勝ち馬10頭はすべてこの範囲におさまっており、連対率14.0%・複勝率18.4%。
なお、前走420キロ未満の馬は【0.0.1.15】、前走480キロ以上の馬は【0.1.3.21】となっている。
また前走からの馬体重増減別成績は、増減なしの馬が【3.2.3.21】で複勝率27.6%、今回増【5.3.4.66】で同15.4%、今回減【2.5.3.60】で同14.3%。
増減なしの馬が勝率・連対率・複勝率いずれもトップ。
〇前走の馬体重が420キロ~480キロだった馬
イングランドアイズ
キタウイング
コナコースト
シンリョクカ
ソーダズリング
ドゥアイズ
ドゥーラ
ハーパー
ミッキーゴージャス
ライトクオンタム
ラヴェル
リバティアイランド
レミージュ
・データからの該当馬
リバティアイランド
・個人的な注目馬
ゴールデンハインド
・調教が良かったと思う馬
シンリョクカ
ハーパー
リバティアイランド
ヒップホップソウル
ペリファーニア