※函館開催の2回(2013年・21年)を含む2013年以降の過去10年から分析
1) 中波乱が目立つ一戦
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【1.1.3.5】。
20年タイムフライヤーの1勝のみで、連対率20.0%・複勝率50.0%。2番人気馬が【3.1.1.5】で19年モズアトラクションら最多の3勝をあげ、勝率・連対率トップ。
以下、3・4番人気馬が各2勝、7・9番人気馬が1勝ずつ。
フルゲート14頭立てながら10〜11番人気【0.1.2.17】など人気薄の激走もみられる。
3連単1万円未満の堅い決着もあるが、6万~20万円が過半数の7回と中波乱が目立っている。
2) 4〜5歳馬が中心
年齢別成績は、5歳馬が【5.3.3.22】。
昨年のフルデプスリーダーら最多の5勝をあげ、複勝率33.3%と優秀。
4歳馬は【3.2.2.13】で18年ハイランドピークら3勝をあげ、複勝率35.0%でトップで4〜5歳馬が中心。
6歳馬は【2.2.4.33】で一昨年のスワーヴアラミスら2勝も、複勝率19.5%とやや差をつけられている。
7歳以上は【0.3.1.37】で勝ち星がなく、複勝率9.8%。
〇4歳馬
カフジオクタゴン
シルトプレ
セキフウ
ペイシャエス
〇5歳馬
タイセイサムソン
ペプチドナイル
ルコルセール
ワールドタキオン
3) 前走マリーンS連対馬に注目
前走レース別成績は、マリーンS組が【6.3.2.35】。昨年のフルデプスリーダーら過半数の6勝をあげ、複勝率23.9%。
前走マリーンS組の前走着順別成績は、前走1着【3.1.1.3】 複勝率62.5%、前走2着【2.2.0.2】同66.7%と好成績をあげている。
なお、前走5着以下は【0.0.0.23】と巻き返しは厳しい。
他では平安S組が【1.2.2.4】で複勝率55.6%と高く、該当馬がいれば注目。
〇前走がマリーンSで5着以内だった馬
アシャカトブ(4着)
セキフウ(3着)
ペプチドナイル(1着)
ルコルセール(2着)
〇前走が平安Sだった馬
カフジオクタゴン
4) 継続騎乗の馬が好成績
騎手が前走から継続騎乗か乗り替わりかの比較では、継続騎乗の馬が【7.8.4.50】。
18年ハイランドピークら7勝をあげ、連対率21.7%・複勝率27.5%。
一方、乗り替わりの馬は【3.2.6.55】で17年ロンドンタウンら3勝も、連対率7.6%・複勝率16.7%。
前走から継続騎乗の馬が優勢となっている。
〇前走から騎手が継続騎乗の馬
アシャカトブ
オーソリティ(芝)
シルトプレ
タイセイサムソン
ファルコニア
ベレヌス(芝)
ルコルセール
ロッシュローブ
ワールドタキオン
・データからの該当馬
ルコルセール
・個人的な注目馬
ルコルセール
・調教が良かったと思う馬
ペプチドナイル
アシャカトブ
ペイシャエス
オーソリティ
ルコルセール