1) 1番人気は未勝利で波乱向強い
過去10年の人気別成績は、1番人気【0.3.1.6】、2番人気【1.0.2.7】、3番人気【1.2.1.6】、4番人気【0.2.1.7)、5番人気【1.1.1.7】。
1〜5番人気【3.8.6.33】で勝ち馬は3頭しかおらず、1番人気は未勝利。
6~10番人気【6.0.2.42】から勝ち馬が多く出ており、11番人気以下
【1.2.2.65】も好走馬が5頭いる。
昨年は16番人気のボンボヤージが勝利したように、とにかく波乱傾向が強い。
2) ハイペース必至で逃げ切りは困難
脚質別成績は、逃げ【0.1.1.8】、先行【4.5.2.32】、中団【5.2.4.57】、後方
【1.2.2.43】、マクリ【0.0.1.0】。
逃げて好走したのはモズスーパーフレア(2回)だけ。
小倉芝1200mは前半のペースが非常に速くなりやすいので、逃げ切るのは相当困難。
先行と中団の比較では、勝率・連対率・複勝率すべてにおいて前者の方が優秀。単勝回収率だけは中団が優勢で、一発の魅力がある。
ハイペース必至でも後方の成績は良くない。
3) 前走アイビスサマーダッシュ・CBC賞組が有力
前走レース別成績は、アイビスサマーダッシュ【3.3.2.26】、CBC賞【3.2.3.36】、函館スプリントS【0.0.1.7】。
サマースプリントシリーズ組の中では明暗が分かれており、アイビスサマーダッシュかCBC賞組が有力。
この2レースで好走馬の約半数を占める。
〇前走がアイビスSDまたはCBC賞組
サンキューユウガ(CBC賞)
ジャスパークローネ(CBC賞)
スティクス(アイビスSD)
テイエムスパーダ(CBC賞)
トゥラヴェスーラ(CBC賞)
レジェーロ(アイビスSD)
ロードベイリーフ(アイビスSD)
4) コース実績がある馬の一発を警戒
2013年1着(6番人気)ツルマルレオンは、12年北九州短距離S(1600万条件)1着、16年1着(8番人気)バクシンテイオーは14年大牟田特別(500万条件)1着、18年1着アレスバローズ(6番人気)は17年帆柱山特別(1000万条件) 1着、22年1着ボンボヤージ(16番人気)は21年マレーシアC(3勝クラス)1着など、優勝馬は過去に小倉芝1200mの特別戦を勝利していたケースが多い。
以前の本競走で敗れていても、コース実績がある場合は常に一発を警戒したい。
〇過去に小倉芝1200mの特別戦を勝利していた馬
エナジーグラン(周防灘特別/1着)
クリノマジン(戸畑特別/1着)
ボンボヤージ(紫川特別/1着)
ロードベイリーフ(大牟田特別1着)
・データからの該当馬
ロードベイリーフ
・個人的な注目馬
トゥラヴェスーラ
・調教が良かったと思う馬
クリノマジン
トゥラヴェスーラ
シゲルピンクルビー
デュガ
ボンボヤージ