※近3年の阪神開催を含めた過去10年のデータから分析
近2年は波乱の決着
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【1.2.2.5】。
2020年ラッキーライラックの1勝のみで、複勝率50.0%。
2番人気馬は【1.0.1.8】で13年メイショウマンボが勝利するも、複勝率20.0%と低い。
3番人気馬が【4.0.2.4】で18年リスグラシューら最多の4勝をあげ、複勝率60.0%でトップ。
以下、4・5・6・10番人気馬が1勝ずつ。
2着馬は7番人気以下が過半数の6頭と伏兵の激走が目立っている。
3連単の配当では3万円未満の堅めの決着が4回、10万円以上も近2年を含む4回(5通り)。
特に近2年は一昨年が10→7→9番人気の順で3連単339万馬券、2着同着の昨年も4→5→12番人気・4→12→5番人気で20万・28万馬券と波乱。
4年ぶりの京都開催で傾向が変わるのか注目。
4歳馬が過半数の7勝
年齢別成績は4歳馬が【7.3.6.44】と過半数の7勝をあげ、連対率16.7%・複勝率26.7%。
昨年は1着ジェラルディーナが該当し、毎年1頭は3着以内に入っている。
3歳馬は【2.4.2.30】で17年モズカッチャンら2勝をあげ、連対率15.8%・複勝率21.1%。
これら3歳馬、4歳馬で全3着以内馬30頭中24頭を占めている。
5歳馬は【1.3.1.54】で20年ラッキーライラックが勝利するも、複勝率8.5%と3・4歳馬に差をつけられている。
なお、6歳馬【0.1.0.13】、7歳以上【0.0.0.4】でともに勝ち星がなく、不振傾向。
〇4歳馬
ルージュエヴァイユ
アートハウス
ライラック
ゴールドエクリプス
サリエラ
〇3歳馬
ブレイディヴェーグ
ハーパー
シンリョクカ
府中牝馬S組は前走1着馬に注目
前走レース別成績は、出走数最多の府中牝馬S組が【4.5.3.40】。
一昨年のアカイイトら最多の4勝をあげ、連対率17.3%・複勝率23.1%。
この組の前走1着馬は【1.2.1.4】で連対率37.5%・複勝率50.0%と高く、注目。
前走5〜9着も【1.3.2.12】で複勝率33.3%と優秀。
オールカマー組は【3.1.0.11】で昨年のジェラルディーナら3勝。
この組の好走馬4頭中3頭は前走で連対していた。
秋華賞組は【2.3.1.24】で17年モズカッチャンら2勝で、複勝率20.0%。
この組の勝ち馬2頭は前走3着以内に入っていた。
他では少数ながら札幌記念組【1.1.1.1】で、複勝率75.0%で好相性。
なお、前走オープン特別組【0.0.0.18】、前走3勝クラス組【0.0.0.21】からは好走馬が出ていない。
〇前走が府中牝馬Sで1着馬
ディヴィーナ
〇前走が府中牝馬Sで5〜9着馬
イズジョーノキセキ(9着)
京都2200mは8枠、大外馬番が好成績
今春再開された京都競馬場の芝2200m戦(10頭立て以上)・6鞍の枠番別成績は、8枠が【3.0.2.7】。
最多の3勝をあげ、複勝率41.7%でトップ。
中でも大外馬番に入った馬は【1.0.2.3】で複勝率50.0%と高い。
他では5枠【2.2.0.6】で複勝率40.0%、6枠【0.2.2.7】で同36.4%。
なお、7枠は【0.0.0.12】で3着以内馬が出ていない。
〇8枠に入った馬
マリアエレーナ
ビッグリボン
・データからの該当馬
ライラック
・個人的な注目馬
マリアエレーナ
・調教がよかったと思う馬
ブレイディヴェーグ
ルージュエヴァイユ
ハーパー
ジェラルディーナ
ククナ
ライラック