①昇級初戦や格上挑戦の馬にもチャンスあり
過去10年の前走別成績では、G3組が最も多く3着以内に入っている。
ただ近年は、2021年のデゼル(前走:3勝クラス1着)、2022年のメイショウミモザ(前走:北九州短距離S13着)、2023年のサウンドビバーチェ(前走:洛陽S11着)と、重賞以外のレースからの臨戦馬が連勝している。
一方、前走がG1だった馬は人気の割りに好走例は多くない。
2020年5着のダノンファンタジーのように、1番人気に応えられなかったケースもあるので注意。
〇前走がG3【4.6.8.47】
勝率6.2% 連対率15.4% 3着内率27.7%
ウンブライル +1点
ゴールドエクリプス +1点
シングザットソング +1点
テンハッピーローズ +1点
マスクトディーヴァ +1点
モズゴールドバレル +1点
〇前走がG1【1.2.0.11】
勝率7.1% 連対率21.4% 3着内率21.4%
スピーディキック(※ダート)
〇前走が3勝クラス【2.2.2.19】
勝率8.0% 連対率16.0% 3着内率24.0%
〇前走がオープン特別【3.0.0.21】
勝率12.5% 連対率12.5% 3着内率12.5%
サブライムアンセム(※ダート)
ドゥアイズ +1点
〇前走がG2【0.0.0.6】
勝率0% 連対率0% 3着内率0%
モリアーナ
〇前走が地方【0.0.0.1】
勝率0% 連対率0% 3着内率0%
〇前走が海外【0.0.0.2】
勝率0% 連対率0% 3着内率0%
②前走1着馬の3着内率が高い
過去10年の前走の着順別成績では、前走1着馬の3着内率が44.8%に達している。
また、前走で10着以下に敗れていた馬の巻き返しも少なくない。
前走1着馬を軸にして、前走10着以下の人気薄へ流す馬券などは面白いかもしれない。
ちなみに、前走で10着以下に敗れていた馬の中で、その前走が3番人気以内だった馬は【3.1.0.0】で4頭すべて連対している。
〇前走1着だった馬【6.4.3.16】
勝率20.7% 連対率34.5% 3着内率44.8%
ドゥアイズ +1点
〇前走で10着以下だった馬【3.4.1.35】
勝率7.0% 連対率16.3% 3着内率18.6%
ゴールドエクリプス
サブライムアンセム
スピーディキック
ライラック
〇前走2~5着だった馬【1.1.4.27】
勝率3.0% 連対率6.1% 3着内率18.2%
シングザットソング
モリアーナ
〇前走6~9着だった馬【0.1.2.29】
勝率0% 連対率3.1% 3着内率9.4%
〇前走で10着以下だったが3番人気以内だった馬
ゴールドエクリプス +1点
③前走3番人気以内が狙い目
過去10年では前走で3番人気以内に支持されていた馬の好走率が高い。
2018年から昨年まで6年連続で前走3番人気以内の馬が勝利しており、前走2桁着順から巻き返した2022年1着のメイショウミモザ(前走13着)や、2023年1着のサウンドビバーチェ(前走11着)も、前走では3番人気以内に支持されていた。
〇前走3番人気以内だった馬【7.6.4.27】
勝率15.9% 連対率29.5% 3着内率38.6%
ウンブライル +1点
ゴールドエクリプス +1点
ドゥアイズ +1点
マスクトディーヴァ +1点
〇前走4番人気以下だった馬【3.4.6.78】
勝率3.3% 連対率7.7% 3着内率14.3%
④近年は波乱傾向が強い
※以下は現在の芝1600mで施行された2016年以降の過去8年のデータから分析
過去8年の人気別成績は、1番人気馬が【2.2.1.3】。
2021年デゼルら2勝をあげ、連対率50.0%・複勝率62.5%。
2番人気馬は【2.1.1.4】で20年サウンドキアラら2勝をあげ、複勝率50.0%。
以下、4番人気馬が2勝、6・9番人気馬が1勝ずつ。
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布しており、8~12番人気が【1.3.4.31】複勝率20.5%で8頭が激走している。
配当面では16年・17年は3連単1万円未満の堅い決着だったものの、18年以降の近6年中4年は3連単10万円以上、特に19年72万馬券、昨年は6→10→9番人気の順で101万馬券と波乱傾向が強い。
⑤4歳馬が最多の4勝
年齢別成績は、4歳馬が【4.6.3.33】。
昨年のサウンドビバーチェら最多の4勝をあげ、連対率21.7%・複勝率28.3%でトップ。
中でも前走1800m組は【2.1.1.3】複勝率57.1%と優秀で、該当馬がいれば注目。
5歳馬は【3.2.2.32】で一昨年のメイショウミモザら3勝をあげ、複勝率17.9%。
6歳馬は【1.0.3.12】で16年スマートレイアーが勝利し、複勝率25.0%。
なお、7歳以上の馬は【0.0.0.6】で3着以内馬が出ていない。
〇4歳馬
ウンブライル +1点
シングザットソング +1点
ドゥアイズ +1点
マスクトディーヴァ +1点
モリアーナ +1点
⑥前走から継続騎乗の馬が優勢
騎手が前走から継続騎乗か乗り替わりかの比較では、継続騎乗の馬が【4.3.6.29】。
20年サウンドキアラら 4勝をあげ、複勝率31.0%。
3着以内馬13頭中6頭は5番人気以下の伏兵だった。
対して、乗り替わりの馬は【4.5.2.54】。
昨年のサウンドビバーチェら4勝も、複勝率16.9%。
前走から継続騎乗の馬が優勢となっている。
〇騎手が前走から継続騎乗の馬
シングザットソング +1点
スピーディキック(※ダート)
テンハッピーローズ +1点
モリアーナ +1点
ライラック +1点
・データからの該当馬TOP3
1位
ドゥアイズ +4点
2位(名前順)
ウンブライル +3点
ゴールドエクリプス +3点
シングザットソング +3点
マスクトディーヴァ +3点
3位(名前順)
テンハッピーローズ +2点
モリアーナ +2点
4位以下(名前順)
モズゴールドバレル +1点
ライラック +1点
サブライムアンセム +0点
スピーディキック +0点
・個人的な注目馬
ライラック
・好調教だと思った馬(名前順)
ゴールドエクリプス
マスクトディーヴァ
モズゴールドバレル
モリアーナ
ライラック