①近年はトライアルを使われなかった馬が連勝中
2018年のアーモンドアイ以降はトライアルを使われなかった馬が6連勝中。
・前走が阪神JF【2.2.0.5】
勝率22.2% 連対率44.4% 3着内率44.4%
アスコリピチェーノ +1点
ステレンボッシュ +1点
・前走がチューリップ賞【3.8.6.30】
勝率6.4% 連対率23.4% 3着内率36.2%
ワイドラトゥール +1点
ハワイアンティアレ +1点
スウィープフィート +1点
セキトバイースト +1点
ショウナンマヌエラ +1点
・前走がエルフィンS【1.0.0.3】
勝率25.0% 連対率25.0% 3着内率25.0%
ライトバック +1点
・前走が朝日杯FS【1.0.0.1】
勝率50.0% 連対率50.0% 3着内率50.0%
・前走がシンザン記念【1.0.0.2】
勝率33.3% 連対率33.3% 3着内率33.3%
・前走がクイーンC【1.0.1.18】
勝率5.0% 連対率5.0% 3着内率10.0%
・前走がフィリーズレビュー【1.0.2.43】
勝率2.2% 連対率2.2% 3着内率6.5%
・前走が上記以外だった馬【0.0.1.46】
勝率0% 連対率0% 3着内率2.1%
②人気薄はトライアル組に注目!?
G1からの直行で優勝したグランアレグリア、ソダシ、リバティアイランドはいずれも上位人気の支持に応えての勝利で、2番人気以内に推された前走G1組は【3.2.0.0】。
下位人気馬に目を向けると、6番人気から9番人気だった馬も10頭が馬券に絡み、こちらは前走がチューリップ賞またはフィリーズレビューだった馬が【1.3.4.12】(3着内率40.0%)と活躍。
2桁人気の馬が馬券に絡んだことはないため、穴馬はこのあたりが狙い目となりそう。
③前走までの単勝人気も要チェック
前走の単勝人気についても調べてみると、過去10年の優勝馬は全て前走で3番人気以内に推されていた。
中でも、前走がJRA重賞で1番人気だった馬が【8.3.4.16】と高い勝率(25.8%)を誇っている。
・前走3番人気以内【10-7-7-76】
勝率10.0% 連対率17.0% 3着内率24.0%
クイーンズウォーク(1人気) +1点
キャットファイト(3人気) +1点
シカゴスティング(3人気) +1点
コラソンビート(1人気) +1点
アスコリピチェーノ(3人気) +1点
ライトバック(1人気) +1点
チェルヴィニア(1人気) +1点
・前走4番人気以下【0-3-3-72】
勝率0% 連対率3.8% 3着内率7.7%
また、2015年のレッツゴードンキ以外の優勝馬は前走のみならず、これまでに出走した全てのレースで単勝3番人気以内に推されていた。
当レースまでに4番人気以下になったことがない馬は3着内率も35.8%と高く、当レースでも3番人気以内に支持された場合、【7.4.3.8】と3着内率は63.6%まで跳ね上がる。
・単勝4番人気以下となった経験→なし【9-5-5-34】
勝率17.0% 連対率26.4% 3着内率35.8%
クイーンズウォーク +1点
コラソンビート +1点
アスコリピチェーノ +1点
ライトバック +1点
チェルヴィニア +1点
・単勝4番人気以下となった経験→あり【1-5-5-114】
勝率0.8% 連対率4.8% 3着内率8.8%
④距離実績に欠ける馬は苦戦必至
過去10年の3着以内馬30頭中27頭には、芝1600メートルでの重賞で3着以内、もしくはオープン特別勝利歴があった。
この実績がない馬は3着が精いっぱいで、3着内率も4.1%と苦戦する確率が高くなっている。
この実績を持つ馬のなかでも特に注目したいのが、桜花賞と同じ阪神・芝1600メートルの重賞で3着以内に入っていた馬。
該当馬は【7.9.5.25】と3着内率45.7%をマークしている。
距離延長組は【1.0.2.50】で17年レーヌミノルの1勝のみ。
3着以内馬3頭はいずれもフィリーズR組で、前走は2着だった。
なお、距離短縮組は【0.0.0.12】で3着以内馬が出ていない。
・阪神の芝1600mの重賞で3着以内に入ったことがある馬
ハワイアンティアレ +1点
スウィープフィート +1点
コラソンビート +1点
アスコリピチェーノ +1点
セキトバイースト +1点
ステレンボッシュ +1点
・芝1600メートルでの重賞3着以内またはオープン特別勝利歴
※あり【10.10.7.77】
勝率9.6% 連対率19.2% 3着内率26.0%
クイーンズウォーク +1点
イフェイオン +1点
キャットファイト +1点
ハワイアンティアレ +1点
スウィープフィート +1点
コラソンビート +1点
アスコリピチェーノ +1点
セキトバイースト +1点
ライトバック +1点
ステレンボッシュ +1点
ショウナンマヌエラ +1点
マスクオールウィン +1点
チェルヴィニア +1点
※なし【0.0.3.71】
勝率0% 連対率0% 3着内率4.1%
・“通算出走回数が5回以下で4着以下に敗れたことがなく、前走も芝1600メートルのレースに出走していた馬”が優勝に近い存在と言えそう。
クイーンズウォーク +1点
イフェイオン +1点
アスコリピチェーノ +1点
ライトバック +1点
ステレンボッシュ +1点
チェルヴィニア +1点
⑤連対馬は上位8番人気以内
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【2.3.1.4】。
昨年のリバティアイランドら2勝をあげ、連対率50.0%・複勝率60.0%。
2番人気馬は【4.2.0.4】で2021年ソダシら最多の4勝をあげており、連対率60.0%でトップ。
以下、3・5・7・8番人気馬が1勝ずつ。
上位人気では4番人気馬が【0.0.0.10】と不振で、5~8番人気馬は【3.3.6.28】複勝率30.0%と好走馬が多い。
2着馬は上位7番人気以内で、連対馬はすべて上位8番人気以内。
3着馬は9番人気以内で、10番人気以下は【0.0.0.88】で好走馬が出ていない。
配当面では3連単で10万円以上は15年に5→7→8番人気の順で決まった23万馬券の1回のみ。
堅めの決着が目立つ一戦。
⑦キャリア3戦の馬が好成績
出走馬のキャリア別成績は、3戦の馬が【4.6.2.21】。
19年グランアレグリアら最多の4勝をあげ、連対率30.3%・複勝率36.4%でトップ。
4戦の馬は【2.2.5.35】で14年ハープスターら2勝をあげ、複勝率20.5%で3戦の馬に次いで高い。
これら3・4戦の馬で全3着以内馬30頭中21頭を占めている。
5戦の馬は【2.2.1.42】で複勝率10.6%、6戦の馬は【1.0.1.23】 で同8.0%。
複勝率でともに3・4戦の馬に差をつけられている。
2戦の馬は【1.0.1.8】で、20年デアリングタクトが優勝し、複勝率20.0%。
なお、7戦以上の馬は【0.0.0.19】で、3着以内馬が出ていない。
・キャリア3~4戦の馬
ワイドラトゥール +1点
クイーンズウォーク +1点
イフェイオン +1点
ハワイアンティアレ +1点
アスコリピチェーノ +1点
ライトバック +1点
ステレンボッシュ +1点
ショウナンマヌエラ +1点
セシリエプラージュ +1点
チェルヴィニア +1点
⑧勝ち馬はすべて前走馬体重460キロ以上
前走馬体重別成績は、前走460キロ以上の馬が【10.5.5.63】。
勝ち馬がすべて含まれており、連対率18.1%・複勝率24.1%。
3着以内馬20頭中18頭は前走で3着以内に入っていた。
対して、前走460キロ未満だった馬は【0.5.5.85】で、連対率5.3%・複勝率10.5%。
3着以内馬10頭はいずれも前走で6番人気以内に支持されていた。
・前走460キロ以上だった馬
クイーンズウォーク +1点
イフェイオン +1点
スウィープフィート +1点
アスコリピチェーノ +1点
ライトバック +1点
ステレンボッシュ +1点
テウメッサ +1点
ショウナンマヌエラ +1点
マスクオールウィン +1点
チェルヴィニア +1点
・前走460キロ以上で3着以内だった馬
クイーンズウォーク +1点
イフェイオン +1点
スウィープフィート +1点
アスコリピチェーノ +1点
ライトバック +1点
ステレンボッシュ +1点
テウメッサ +1点
マスクオールウィン +1点
チェルヴィニア +1点
・データからの該当馬TOP3
1位(枠順)
アスコリピチェーノ +9点
2位(枠順)
ライトバック +8点
3位(枠順)
クイーンズウォーク +7点
ステレンボッシュ +7点
チェルヴィニア +7点
4位以下(枠順)
イフェイオン +5点
スウィープフィート +5点
ワイドラトゥール +2点
キャットファイト +2点
シカゴスティング +1点
ハワイアンティアレ +4点
コラソンビート +4点
セキトバイースト +3点
テウメッサ +2点
ショウナンマヌエラ +4点
エトヴプレ +0点
セシリエプラージュ +1点
マスクオールウィン +3点
・個人的な注目馬
ライトバック
・好調教だと思った馬(枠順)
クイーンズウォーク
コラソンビート
アスコリピチェーノ
ステレンボッシュ
テウメッサ
セシリエプラージュ