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①1番人気は両極端な成績

過去10年の単勝1番人気馬は【6.0.0.4】で、勝つか4着以下という極端な成績となっているが、前走がJRA重賞だった馬に限れば【6.0.0.1】と、信頼度が大きく増す。

ただ、2番人気馬は【0.0.1.9】で連対馬が出ておらず、複勝率10.0%と低く、と3番人気馬も成績が振るわないので、1番人気馬が4着以下に敗れた際に上位人気馬が総崩れとなるケースまで想定すべきだろう。

以下、4・5・9・12番人気馬が1勝ずつ。

3連単で1万円未満の決着が4回ある一方で、10万円以上も4回。

19年には12→7→11番人気の順で3連単136万馬券が飛び出しており、順当か波乱か両極端な結果が多い。

3連単の配当が100万円を超えた2019年がその典型で、この年は10番人気以下の馬が2頭も馬券に絡んだ。

1番人気馬が信用できなければ、思い切った馬券で勝負するのも面白そう。

〇前走がJRA重賞だった馬で想定1番人気になりそうな馬
シヴァース(想定上位)

 

②朝日杯FS組が最多の4勝

前走レース別成績は、朝日杯FS組が【4.2.0.4】。

昨年のオオバンブルマイら最多の4勝をあげており、連対率・複勝率60.0%と非常に高い。

連対馬6頭はいずれも前走で1ケタ着順だった。

シンザン記念組は【3.0.1.6】で17年にペルシアンナイトら3勝をあげ、複勝率40.0%。

ジュニアC組は【1.1.1.3】で15年にヤングマンパワーが勝利し、複勝率50.0%と優秀。

〇前走がシンザン記念だった馬
該当なし

〇前走がジュニアCだった馬
シンドリームシン +1点

 

③前走とレース間隔に注目

現在の開催時期となった過去6年では、前走がJRA重賞だった馬の成績が良好。

その中でも当レースで単勝1番人気に支持された馬が【4・0・0・0】、前走が朝日杯フューチュリティSだった馬が【4・0・0・0】と出色の成績をマークしている。

なお、前走が重賞以外だった馬は3着以内に7頭入っているが、いずれも未勝利か1勝クラスを勝った直後の馬で、前走がオープン特別だった馬は、昨年1番人気で11着に敗れたユリーシャを含め全馬7着以下に敗れている。

また、過去6年の3着以内馬18頭のうち16頭は前走との間隔が中4週以上だった。

中3週以下だった馬は前走が重賞であっても【0・1・0・9】と苦戦しているので、短い間隔で出走してきた馬は評価を下げる必要がありそう。

〇前走がJRA重賞だった馬
【6.3.2.21】3着内率34.4%
アスクワンタイム +1点
シヴァース +1点
タイキヴァンクール +1点
チャンネルトンネル +1点

〇前走がJRA重賞で単勝1番人気だった馬
該当なし

〇前走が朝日杯FSだった馬
アスクワンタイム +1点

△前走が未勝利か1勝クラスを勝った直後の馬
オフトレイル
ケイケイ
ジュンヴァンケット
セレスト
ディスペランツァ
ポッドテオ

〇前走との間隔が中4週以上だった馬
【6.4.6.47】3着内率25.4%
アスクワンタイム +1点
オフトレイル +1点
シヴァース +1点
ジュンヴァンケット +1点
シンドリームシン +1点
セレスト +1点
ディスペランツァ +1点
トップオブザロック +1点
ポッドテオ +1点
ワールズエンド +1点

×前走との間隔が中3週以下だった馬
【0.2.0.32】3着内率5.9%
アレンジャー
グローリーアテイン
ケイケイ
タイキヴァンクール
タガノデュード
チャンネルトンネル

 

④JRAでの勝利数をチェック

過去10年の3着以内馬30頭のうち、22頭はJRAで通算2勝以上を挙げていた。

中でも、3勝馬は2014年のミッキーアイル、2018年のタワーオブロンドンと、該当した2頭が共に勝利している。

また、近年はオープンクラスでの勝利歴を持つ2勝馬も活躍が顕著で、4月に移設された2018年以降に限れば【4・1・2・5】と過半数が3着以内に入っている。

一方、同じく過去6年において、1勝以下の馬は【0・3・1・50】(3着内率7.4%)と、苦戦傾向が強まっている。

〇JRAで通算2勝以上を挙げている馬
2勝馬【7.7.6.50】3着内率28.6%
アスクワンタイム +1点
オフトレイル +1点
ケイケイ +1点
ディスペランツァ +1点
ポッドテオ +1点

×1勝以下【1.3.4.65】3着内率11.0%
上記以外の馬

〇オープンクラスでの勝利歴を持つ2勝馬
アスクワンタイム +1点

 

⑤5・6枠が好成績

枠番別成績は、5枠に入った馬が【5.2.0.11】。

21年ホウオウアマゾンら半数の5勝をあげており、連対率・複勝率38.9%と非常に高い。

6枠は【2.1.2.14】で17年ペルシアンナイトら2勝をあげ、複勝率26.3%と5枠に次いで高い。

これら5・6枠の馬が好成績をあげている。

勝ち馬は3~8枠から出ており、外めの5~8枠で8勝と勝ち切りが多い。

 

⑥前走の馬体重が500キロ以上だった馬に注目

前走馬体重別成績は、前走500キロ以上の馬が【3.3.2.12】。

18年タワーオブロンドンら3勝をあげ、連対率30.0%・複勝率40.0%と高い。

3着以内馬8頭中4頭は7番人気以下の伏兵で、単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えている。

今年も該当馬がいれば注目しておきたい。

〇前走の馬体重が500キロ以上だった馬
タイキヴァンクール +1点
ディスペランツァ +1点
トップオブザロック +1点

 

・データからの該当馬TOP3

1位
アスクワンタイム +5点

2位
ディスペランツァ +3点

3位(名前順)
オフトレイル +2点
シヴァース +2点
シンドリームシン +2点
タイキヴァンクール +2点
トップオブザロック +2点
ポッドテオ +2点

4位以下(名前順)
アレンジャー 0
グローリーアテイン 0
ケイケイ +1点
ジュンヴァンケット +1点
セレスト +1点
タガノデュード 0
チャンネルトンネル +1点
ワールズエンド +1点

・個人的な注目馬
アスクワンタイム

・好調教だと思った馬(名前順)
アスクワンタイム
オフトレイル
ジュンヴァンケット
ディスペランツァ
トップオブザロック

 

 

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