①通算出走数に注目
過去10年の3着以内馬延べ30頭中19頭は、通算出走数が18戦以内だった。
一方、19戦以上だった馬は3着内率11.6%とやや苦戦している。
◎通算出走数が18戦以内の馬
アグリ +1点
カンチェンジュンガ +1点
キタノエクスプレス +1点
グランテスト +1点
サウンドビバーチェ +1点
ジャスティンスカイ +1点
スズハローム +1点
メイショウソラフネ +1点
ヤクシマ +1点
レッドヒルシューズ +1点
ちなみに、過去3年の3着以内馬9頭は、いずれも通算出走数が17戦以内だった。
キャリアが豊富な馬は過信禁物とみるべきだろう。
◎通算出走数が17戦以内の馬
アグリ +1点
カンチェンジュンガ +1点
キタノエクスプレス +1点
グランテスト +1点
サウンドビバーチェ +1点
ジャスティンスカイ +1点
スズハローム +1点
レッドヒルシューズ +1点
②外寄りの馬番となった馬は不振
過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は、馬番が1番から11番だった。
一方、12番から18番だった馬は3着内率7.0%と苦戦しているうえ、2018年以降の過去6年に限ると【0.0.0.23】(3着内率0%)である。
外寄りの馬番となった馬は割り引きが必要かも知れない。
③GⅠ・GⅡや年明け以降のレースにおける実績が重要
過去10年の3着以内馬延べ30頭中15頭は4大場(東京・中山・京都・阪神)で行われたGⅠ・GⅡにおいて4着以内となった経験がある馬だった。
該当馬は3着内率も33.3%と優秀な水準に達している。
4大場のGⅠやGⅡで好走したことのある馬は、上位に食い込む可能性が高いとみておきたい。
◎4大場で行われたGⅠ・GⅡで4着以内の経験がある馬
アグリ +1点
アネゴハダ +1点
サウンドビバーチェ +1点
スズハローム +1点
なお、4大場(東京・中山・京都・阪神)で行われたGⅠ・GⅡにおいて4着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内に入った延べ15頭のうち10頭は、同年のJRAの出走頭数が16頭以上だったレースにおいて“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が5番手以内”となった経験のある馬だった。
年明け以降に先行策で好走した経験のある馬も、4大場のGⅠやGⅡで好走したことのある馬と同等に高く評価するべきだろう。
△同年のJRAの出走頭数が16頭以上だったレースで、着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が5番手以内の経験がある馬
カリボール
カンチェンジュンガ
グランテスト
グレイトゲイナー
メイショウソラフネ
レッドヒルシューズ
④先行力の高い馬を選びたい
過去3年の優勝馬3頭は、いずれも前走の4コーナー通過順が5番手以内だった。
また、この3頭は通算出走数が14戦以内だった点、馬番が1番から10番だった点も共通している。
先行力の高さや上述を考慮したうえで絞り込みたい。
⑤波乱傾向が強い一戦
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【1.1.1.7】。
2019年レッドアンシェルの1勝のみで、複勝率30.0%と低い。
2番人気馬は【3.1.2.4】で一昨年のテイエムスパーダら3勝をあげ、複勝率60.0%でトップ。
3番人気馬も【1.2.2.5】で、複勝率50.0%と高い。
以下、4番人気馬が2勝、7・8・13番人気馬が各1勝。
7番人気以下はのべ【3.6.3.81】で、伏兵の激走が多い。
配面では阪神開催の20年に13→11→3番人気で3連単244万馬券の大波乱。
昨年は49万馬券など3連単で10万馬券以上が6回と波乱傾向が強い。
⑥5歳馬が過半数の7勝
年齢別成績は、5歳馬が【7.5.4.31】。
17年シャイニングレイら過半数の7勝をあげ、複勝率34.0%でトップ。
3歳馬は【1.1.1.11】で一昨年のテイエムスパーダが勝利し、複勝率21.4%。
6歳馬は【1.2.5.39】で複勝率17.0%。
他では4歳馬【1.0.0.18】で複勝率5.3%、7歳以上【0.2.0.24】で同7.7%と低い。
◎5歳馬
アグリ +1点
アネゴハダ +1点
サウンドビバーチェ +1点
ジャスティンスカイ +1点
ショウナンハクラク +1点
スコールユニバンス +1点
ドロップオブライト +1点
メイショウソラフネ +1点
⑦ハンデ増の好走馬は5~7歳
ハンデ戦のCBC賞、前走からの斤量増減別成績は、斤量増の馬が【2.2.4.14】。
15年ウリウリら2勝で、複勝率36.4%でトップ。
好走した8頭は5~7歳馬で、4歳馬は【0.0.0.7】と不振。
斤量減の馬は【6.5.2.67】で昨年のジャスパークローネら 6勝も、複勝率16.3%と低い。
この組は前走2番人気以内だった馬が【4.1.1.6】で4勝をあげ、複勝率50.0%と好成績。
増減なしの馬は【2.3.4.42】で16年レッドファルクスら2勝で、複勝率17.6%。
この組の3着以内馬9頭中6頭が8番人気以下の人気薄だった。
◎前走から斤量増となる5~7歳馬
アグリ(※海外) +1点
ジャスティンスカイ +1点
◎前走から斤量減となる前走で2番人気以内だった馬
キタノエクスプレス +1点
ブーケファロス +1点
⑧中京開催は4枠が好成績
中京開催の過去7回における枠番別成績は、4枠に入った馬が【2.4.1.6】。
18年アレスバローズら2勝をあげ、連対率46.2%・複勝率53.8%と非常に高い。
他では5枠【0.2.2.10】で複勝率28.6%、7枠【2.1.1.13】で同23.5%。
なお、1枠 【0.0.0.11】、2枠【0.0.1.10】、8枠【0.0.1.15】でいずれも連対馬が出ていない。
・データからの該当馬TOP3(名前順)
1位
アグリ 5点
2位
サウンドビバーチェ 4点
ジャスティンスカイ 4点
3位以下
キタノエクスプレス 3点
スズハローム 3点
アネゴハダ 2点
カンチェンジュンガ 2点
グランテスト 2点
メイショウソラフネ 2点
レッドヒルシューズ 2点
ショウナンハクラク 1点
スコールユニバンス 1点
ドロップオブライト 1点
ブーケファロス 1点
ヤクシマ 1点
カリボール 0点
グレイトゲイナー 0点
バースクライ 0点
・個人的な注目馬
スズハローム
・好調教だと思った馬(枠順)
ドロップオブライト
キタノエクスプレス
スズハローム
サウンドビバーチェ
カンチェンジュンガ
メイショウソラフネ