頂上決戦へとつながるサマースプリント第5戦！キーンランドCを徹底解析！

 

①通算出走数に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、通算出走数が23戦以内だった。

一方、24戦以上だった馬は3着内率7.1%と苦戦している。

キャリアが豊富な馬は疑ってかかるべきだろう。

◎通算出走数が23戦以内の馬
エイシンスポッター　+1点
エトヴプレ　+1点
オオバンブルマイ　+1点
オタルエバー　+1点
サトノレーヴ　+1点
セッション　+1点
ダノンマッキンリー　+1点
ナムラクレア　+1点
ビッグシーザー　+1点
マテンロウオリオン　+1点
モリノドリーム　+1点

 

②内寄りの枠に入った馬は不振

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、枠番が4枠から8枠だった。

一方、1枠から3枠だった馬は3着内率7.4%と苦戦している。

内寄りの枠に入った馬は割り引きが必要だろう。

 

③年明け以降の重賞での成績がカギ

過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は、「同年のJRAの出走頭数が13頭以上だった1200メートル以上の重賞」において7着以内となった経験がある馬だった。

一方、この経験がなかった馬は3着内率4.8%と苦戦している。

今年に入ってから13頭以上で行われた1200メートル以上の重賞で7着以内がない馬は、過信禁物とみておきたい。

◎今年のJRAの出走頭数が13頭以上だった1200m以上の重賞で7着以内に入ったことがある馬
エトヴプレ　+1点
オタルエバー　+1点
サトノレーヴ　+1点
セッション　+1点
ゾンニッヒ　+1点
ダノンマッキンリー　+1点
ナムラクレア　+1点
ビッグシーザー　+1点

 

④前走での位置取りも見逃せないポイント

過去6年の3着以内馬延べ18頭中16頭は、前走が国内かつ直線コースではなかったうえ、前走の4コーナー通過順が2番手から12番手だった。

一方、先頭もしくは13番手以下だった馬は全て4着以下に敗れている。

前走の4コーナーを先頭で通過していた馬や、13番手以下で通過していた馬は、評価を下げるべきだろう。

◎前走が国内かつ直線コースではなかったうえ、前走の4コーナー通過順が2番手から12番手だった馬
エイシンスポッター　+1点
エトヴプレ　+1点
オタルエバー　+1点
サトノレーヴ　+1点
シュバルツカイザー　+1点
シナモンスティック　+1点
ジュビリーヘッド　+1点
ゾンニッヒ　+1点
ダノンマッキンリー　+1点
ナムラクレア　+1点
ビッグシーザー　+1点
プルパレイ　+1点
モリノドリーム　+1点

 

⑤強調材料が多い馬を選びたい

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも通算出走数が15戦以内だった。

傾向を考えても、キャリアの浅い馬を重視した方がよさそう。

また、この5頭は枠番が4枠から7枠だった点、同年のJRAの出走頭数が13頭以上だった1200メートル以上の重賞において7着以内となった経験があった点も共通している。

◎通算出走数が15戦以内で、今年のJRAの出走頭数が13頭以上だった1200メートル以上の重賞において7着以内の経験がある馬
エトヴプレ　+1点
サトノレーヴ　+1点
セッション　+1点
ダノンマッキンリー　+1点
ビッグシーザー　+1点

 

⑥中位人気勢に注目

過去10年、1番人気は【3.2.1.4】、2番人気は【1.4.1.4】 でともに連対率50.0%、複勝率60.0%。

3番人気以下で連対率20.0%を超える人気はなく、複勝率では40.0%で3番人気【2.0.2.6】と9番人気【0.1.3.6】が続く。

中位人気には幅広く好走馬が分散している一方、2桁人気の好走は12番人気【1.0.0.9】の1頭のみ。

 

⑦4歳が断然、ベテラン馬は穴で注意

年齢別では、4歳が【4.4.4.22】複勝率35.3%で他を大きくリード。

3歳が【2.3.0.18】同21.7%と健闘、5歳は【3.2.3.35】同18.6%。その他は6歳【0.1.1.23】同8.0%、7歳以上【1.0.2.26】同10.3%。

6歳以上の好走馬5頭中4頭は9番人気以下だった。

性別では牝馬が【7.5.5.42】複勝率28.8%、牡・セン馬【3.5.5.82】同13.7%と牝馬優勢。

◎3歳馬
エトヴプレ　+1点
ダノンマッキンリー　+1点

◎牝馬
エトヴプレ　+1点
シナモンスティック　+1点
ナムラクレア　+1点
モリノドリーム　+1点

 

⑧内枠は苦戦

枠番別の成績は1、2枠が計【0.0.2.33】と連対がなく複勝率5.7%。

3枠は【0.2.0.17】と勝利なしで複勝率も10.7%止まりと、内めの枠は苦戦している。

7枠【4.1.2.13】複勝率35.0%、6枠【3.1.1.15】同25.0%と6～7枠で7勝をマーク。

その他は4枠【2.3.1.14】同30.0%、8枠【1.2.2.15】同25.0%、5枠【0.1.2.17】同15.0%。

 

⑨UHB賞、函館SS組の好走多数

前走レース別では、UHB賞組の出走が多く、同レース1着【0.2.1.4】か7着以下【2.1.0.15】が狙い。

次いで出走の多い函館スプリントS組は同レース1～3着馬【2.2.3.8】しか好走していない。

前走中央G1【2.1.2.12】はマイル戦組が3連対で、同距離の高松宮記念組は【0.0.2.3】と3着止まり。

◎前走がUHB賞で1着だった馬
プルパレイ(1着)　+1点

◎前走が函館SSで1～3着だった馬
サトノレーヴ(1着)　+1点

 

・データからの該当馬TOP３(名前順)

1位
エトヴプレ　6点

2位
サトノレーヴ　5点
ダノンマッキンリー　5点

3位以下
ナムラクレア　4点
ビッグシーザー　4点

オタルエバー　3点
セッション　3点
モリノドリーム　3点

エイシンスポッター　2点
シナモンスティック　2点
ゾンニッヒ　2点
プルパレイ　2点

オオバンブルマイ　1点
シュバルツカイザー　1点
ジュビリーヘッド　1点
マテンロウオリオン　1点

・個人的な注目馬
モリノドリーム

・好調教だと思った馬(枠順)
オオバンブルマイ
ナムラクレア
モリノドリーム
サトノレーヴ
ビッグシーザー
セッション