大舞台へとつながる古馬ダート路線の登竜門！2025年のシリウスステークスを徹底解析！

 

①上位人気馬はそれなりに堅実

過去10年の単勝人気別成績を見ると、3着以内馬延べ30頭のうち22頭を5番人気以内の馬が占めている。

人気薄の馬が上位に食い込んだ例も少なくないとはいえ、まずは前評判が高い馬をチェックしておきたい。

 

②3歳馬の連対率が高い

過去10年の年齢別成績を見ると、3着以内馬延べ30頭のうち27頭を6歳以下の馬が占めている。

その中で、出走頭数こそ少ないものの3歳馬の連対率が33.3%に達している。

3歳馬の中には、このレースで歴戦の古馬と初対戦になる馬も多いが、互角以上に渡り合えていることは覚えておきたい。

 

③阪神で開催された年は前走好走馬が優勢

阪神・ダート2000メートルで行われた年(2015年から2019年、2023年)における前走の着順別成績を見ると、3着以内馬延べ18頭のうち16頭を前走4着以内の馬が占めている。

今年も前走好走馬を高く評価したい。

・前走4着以内の馬
サイモンザナドゥ　+1点
ジンセイ　+1点
タイセイドレフォン　+1点
テーオーパスワード　+1点
ホウオウルーレット　+1点
メイプルリッジ　+1点

 

④穴馬の激走は少ない

過去10年、1番人気は【3.2.0.5】複勝率50.0%、2番人気は【1.3.2.4】同60.0%でハンデ戦としてはまずまず。

3～7番人気は6番人気(同10.0%)を除き、同30.0～40.0%でほぼ横並び。

8番人気以下は【1.0.2.73】同3.9%と穴馬の激走は少ない。

昨年は3連単23万馬券だったが、1万円を切った年も3回あり、ハンデ戦だからといって荒れると決めつけるのは避けたい。

 

⑤4～6歳はほぼ互角

年齢別では、3歳【2.2.0.8】が連対率33.3%で一歩リードも、昨年から秋にジャパンダートクラシックが行われるようになった影響がどう出るか。

4歳【2.1.3.18】複勝率25.0%、5歳【3.4.4.38】同22.4%、6歳【2.1.3.22】同
21.4%はほぼ互角。

7歳以上は【1.2.0.30】同9.1%と苦しい。

 

⑥斤量増の馬が好成績

前走の斤量比較では、増えていた馬が【4.5.5.24】で複勝率36.8%の好成績。

特に前走もJRAのハンデ戦だった馬は【1.4.2.5】同58.3%と高確率で馬券に絡んでいる。

前走と同斤量だった馬は【2.1.4.38】同15.6%、そして斤量減だった馬は【4.4.1.54）同14.3%。

・斤量増の馬
テーオーパスワード　+1点
ブライアンセンス　+1点

 

⑦前走地方Jpn1組に注目、中央ならOP特別1着馬

前走別では、地方競馬のレースに出走していた馬が【4.0.1.13】で勝率22.2%・複勝率27.8%。

好走した5頭中4頭はJpn1に出走していた。

前走中央で好走が多いのはオープン特別組【3.6.5.65】複勝率17.7%で、中では前走1着馬が【2.4.2.10】同44.4%の好成績だ。

中央G3組【2.2.3.23】同23.3%は、好走馬すべて本競走5番人気以内。

3勝クラス組は【1.2.1.10】同28.6%だが、2019年以降は【0.0.1.8】と苦戦傾向にある。

・前走OP特別1着馬
テーオーパスワード　+1点

 

・データからの該当馬(枠順)

1位(枠順)
テーオーパスワード　4点

2位(枠順)
メイプルリッジ　1点
ジンセイ　1点
サイモンザナドゥ　1点
タイセイドレフォン　1点
ブライアンセンス　1点
ホウオウルーレット　1点

3位以下(枠順)
ルクスフロンティア　0点
グーデンドラーク　0点
ジューンアヲニヨシ　0点
ラインオブソウル　0点
エナハツホ　0点
ホウオウプロサンゲ　0点
タイトニット　0点

 

・個人的な注目馬
ジンセイ

・好調教だと思った馬(枠順)
ジューンアヲニヨシ
メイプルリッジ
テーオーパスワード
ジンセイ
タイトニット