大舞台マイルチャンピオンシップへの前哨戦！スワンＳを徹底解析！

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①下位人気馬にもチャンスあり？

過去10年において、1番人気の連対率は40%で3着内率は50%、2番人気の連対率は50%で3着内率は60%と、全幅の信頼が置けるわけではないが、まずまず信用できそう。

ただし、ここ3年続けて2番人気以内の馬がそろって掲示板を外し、下位人気馬が上位に食い込んでいる。

②3歳馬も通用

過去10年では、出走頭数は少ないものの3歳馬がわりと好成績を残している。

この時期の古馬重賞は4歳馬が好走することが多いが、スワンSにおいては成績がいまひとつ。

また、7歳以上の馬になると好走率は大きく落ちる。

・3歳馬
アドマイヤズーム　+1点
アルテヴェローチェ　+1点
ショウナンザナドゥ　+1点
ダンツエラン　+1点
ムイ　+1点
ランスオブカオス　+1点

③穴候補は前走でオープン特別を使われていた馬

過去10年の前走別成績で好走が多いのは前走がGⅠやGⅢだった馬。

ただ、3着内率にそこまで大きな差はないので、オープンクラスであればどのレースからの臨戦馬でも勝負になりそう。

そして、下位人気での激走が目立つのが、前走がオープン特別だった馬。

2022年10番人気2着のララクリスティーヌ、同11番人気3着のルプリュフォールもオープン特別からの臨戦だった。

・前走でオープン特別を使われていた馬
グレイイングリーン　+1点

④過去1年の重賞実績に注目

わりと幅広い馬に勝機のある重賞なので絞り切るのは難しいが、最近のトレンドとしては、過去4年の優勝馬のうち3頭が過去1年以内に芝1400メートルの重賞を勝利していた点だろうか。

残りの1頭も前走のマイル重賞でクビ差2着に好走していた。

人気は気にせず、過去1年の重賞実績に注目したい。

・過去1年以内に芝1400メートルの重賞を勝利していた馬
ショウナンザナドゥ　+1点
ダンツエラン　+1点
ワイドラトゥール　+1点

⑤2桁人気馬の激走に注意

過去10年、1番人気は【2.2.1.5】複勝率50.0%でまずまず、2番人気が【4.1.1.4】で4勝・複勝率60.0%の好成績。

3番人気以下は好走馬が分散気味で、穴では10～11番人気が【2.1.2.15】同25.0%。

12、13番人気からも1頭ずつ好走馬が出ている。

特に近年は荒れており、ここ5年のうち4回は3連単40万馬券以上。

⑥3歳が高複勝率、5歳が最多の4勝

年齢別では3歳が【3.1.1.12】で複勝率29.4%をマーク。

4歳は【1.2.2.32】同13.5%と苦しんでおり、5歳【4.4.3.40】が最多の4勝で複勝率21.6%。

6歳【1.3.3.27】も同20.6%と複勝率は5歳と差がない。

7歳以上は【1.0.1.26】同7.1%止まり。

⑦前走の上がり3ハロン上位馬は危険？

過去10年のうち京都で行われた8回では、上がり3ハロン1位を記録した馬が【4.2.1.1】複率87.5%と抜群。

同2～5位でも【2.4.5.25】同30.6%と上々だ。

しかし前走で上がり3ハロンが最速だった馬は、スワンSでは【1.1.0.15】同11.8%とかなりの不振。

前走2～5位は同17.9%で、前走6位以下は同20.3%。

前走の上がり3ハロン順位が下位だった馬のほうがスワンSでの複勝率は高い。

・前走の上がり3ハロン順位が下位(4位以下)だった馬
アサカラキング　+1点
アドマイヤズーム　+1点
アルテヴェローチェ　+1点
ウインマーベル　+1点
ショウナンザナドゥ　+1点
ソーダズリング　+1点
タイムトゥヘヴン　+1点
ダンツエラン　+1点
バルサムノート　+1点
ムイ　+1点
ランスオブカオス　+1点
レッドモンレーヴ　+1点