①単勝5番人気以内の馬が中心
過去10年の単勝人気別成績を見ると、3着以内馬30頭のうち25頭を5番人気以内の馬が占めている。
一方、11番人気以下だった馬は3着以内に入った例がなく、6番人気から10番人気の馬も3着内率が10.0%にとどまっている。
基本的に上位人気馬が強いレース。
②3着以内馬の大半は前走で5着以内
過去10年の前走の着順別成績を見ると、3着以内馬30頭のうち29頭を前走で5着以内だった馬が占めている。
一方、前走で6着以下だったにもかかわらず3着以内に入ったのは、2017年3着のモズカッチャンのみである。
前走好走馬を重視した方がよさそう。
・前走で5着以内だった馬
インヴォーグ +1点
カムニャック +1点
ケリフレッドアスク +1点
ジョスラン +1点
セナスタイル +1点
ダノンフェアレディ +1点
テレサ +1点
ビップデイジー +1点
マピュース +1点
③オークスから直行してきた馬が6勝
過去10年の前走別成績を見ると、前走がオークスだった馬が6勝を挙げるなど3着内率38.5%と比較的優秀な成績を収めている。
オークス以来の休み明けを不安要素と捉える必要はなさそう。
・前走がオークスだった馬
エンブロイダリー +1点
ブラウンラチェット +1点
④前走での位置取りも考慮したい
京都競馬場で行われた年(2015年から2020年、2023年、2024年)における前走の4コーナー通過順別成績を見ると、3着以内馬24頭中19頭は前走の4コーナーを5番手以下で通過していた。
前走の4コーナーを中団や後方で通過していた、差し馬や追い込み馬が優勢とみておきたい。
・前走の4コーナーを5番手以下で通過していた馬
ヴーレヴー +1点
エンブロイダリー +1点
カムニャック +1点
クリノメイ(※ダート) +1点
ジョスラン +1点
セナスタイル +1点
テレサ +1点
パラディレーヌ +1点
ビップデイジー +1点
ブラウンラチェット +1点
ランフォーヴァウ +1点
レーゼドラマ +1点
⑤上位人気馬の優勝が続いている
京都競馬場で行われた年(2015年から2020年、2023年、2024年)における優勝馬8頭は、いずれも前走の着順が3着以内、かつ前走の4コーナー通過順が5番手以下だった。
また、この8頭は当レースでの単勝オッズが7倍未満だった点も共通している。
前走の着順、4コーナーの通過順の傾向と一致している上位人気馬が有力といえるだろう。
・前走の着順が3着以内、かつ前走の4コーナー通過順が5番手以下だった馬
カムニャック +1点
ジョスラン +1点
セナスタイル +1点
テレサ +1点
⑥勝ち馬は上位4番人気以内
過去10年(2021年・22年の阪神開催を含む)の人気別成績は、1番人気馬が【5.0.1.4】。
昨年のチェルヴィニアら半数の5勝をあげており、複勝率60.0%。
2番人気馬は【0.3.2.5】で勝ち星がなく、複勝率50.0%。3番人気馬が【3.1.2.4】で22年スタニングローズら 3勝をあげ、複勝率60.0%で1番人気馬に並んでいる。
4番人気馬は【2.2.0.6】で21年アカイトリノムスメら2勝をあげ、複勝率40.0%。
勝ち馬はすべて上位4番人気以内の馬から出ている。
下位人気では8~10番人気【0.1.4.25】で、2・3着馬の激走が目立つ。
11番人気以下は【0.0.0.71】で好走馬なし。
配面では3連単で10万円以上がなく、3万円未満が過半数の6回と堅い決着が多い。
⑦キャリア6戦の馬が最多の4勝
出走馬の所属別成績は、栗東所属の関西馬が【7.6.8.82】。
19年クロノジェネシスら過半数の7勝をあげており、複勝率20.4%。
対して、美浦所属の関東馬は【3.4.2.59】で昨年のチェルヴィニアら3勝をあげ、複勝率13.2%。
関東馬で3着以内に入った9頭中8頭は秋華賞で上位5番人気以内に支持されていた。
キャリア別成績では、6戦の馬が【4.5.4.26】。
16年ヴィブロスら最多の4勝をあげ、複勝率33.3%と優秀。
4戦の馬は【1.1.0.7】で複勝率22.2%、5戦の馬は【3.1.1.21】で同19.2%。
これら4~6戦の馬で8勝をあげている。
なお、3戦以内は【0.0.0.2】、10戦以上は【1.0.0.24】と分が悪い。
・キャリア6戦の馬
インヴォーグ +1点
カムニャック +1点
テレサ +1点
パラディレーヌ +1点
ランフォーヴァウ +1点
レーゼドラマ +1点
・キャリア4~5戦の馬
エリカエクスプレス +1点
クリノメイ +1点
ジョスラン +1点
ダノンフェアレディ +1点
ブラウンラチェット +1点
ルージュソリテール +1点
⑧前走オークス3着以内馬が好成績
前走レース別成績は、オークス組が【6.1.3.16】。
18年アーモンドアイら過半数の6勝をあげ、複勝率38.5%。
オークス組の前走着順別では前走1着【4.0.1.1】で勝率66.7%・複勝率83.3%、前走2着【1.0.2.1】で複勝率75.0%、前走3着【1.1.0.1】で複勝率66.7%と好成績をあげている。
なお、前走5着以下(前走4着は該当馬なし)は【0.0.0.13】となっている。
出走数が抜けて多いローズS組は【1.3.5.47】で15年ミッキークイーンの1勝のみで、複勝率16.1%。
この組で前走5着以内だった馬は【1.3.4.27】で複勝率22.9%。
対して、前走6着以下の馬は【0.0.1.20】で連対馬が出ておらず、複勝率4.8%と低い。
・前走がローズSで5着以内だった馬
カムニャック +1点
セナスタイル +1点
テレサ +1点
ビップデイジー +1点
⑨紫苑S組は前走3番人気以内に注目
その他のレースでは、16年に重賞に昇格した紫苑S組が【3.5.0.35】(昇格後)。
17年ディアドラら3勝をあげ、連対率・複勝率18.6%。
この組は前走3番人気以内だった馬が【3.4.0.8】で、連対率・複勝率46.7%と優秀。
なお、前走条件戦だった馬は【0.1.2.27】で、複勝率10.0%。
勝ち星こそないものの、3着以内に好走した3頭はいずれも条件戦で古馬相手に勝利した経験があった。
・前走が紫苑で3番人気以内だった馬
ジョスラン +1点
・前走が条件戦で、古馬相手に勝利した経験がある馬
インヴォーグ +1点
・データからの該当馬(枠順)
1位(枠順)
ジョスラン 5点
カムニャック 5点
2位(枠順)
テレサ 4点
セナスタイル 4点
3位以下(枠順)
ブラウンラチェット 3点
ビップデイジー 3点
インヴォーグ 3点
ダノンフェアレディ 2点
レーゼドラマ 2点
クリノメイ 2点
エンブロイダリー 2点
ランフォーヴァウ 2点
パラディレーヌ 2点
ルージュソリテール 1点
ケリフレッドアスク 1点
マピュース 1点
エリカエクスプレス 1点
ヴーレヴー 1点
・個人的な注目馬
セナスタイル
・好調教だと思った馬(枠順)
ルージュソリテール
マピュース
セナスタイル
ビップデイジー
インヴォーグ
カムニャック










