1)勝ち馬は上位4番人気以内
※今年も昨年と同じく阪神芝2000mで施行されるが、2012~20年の京都開催を含めた過去10年のデータから分析
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【4.1.0.5】。
昨年のデアリングタクトら4勝をあげ、連対率・複勝率50.0%。
2番人気馬は【0.4.0.6】で勝ち星がなく、連対率40.0%。
3番人気馬が【4.0.2.4】で17年ディアドラら4勝で、複勝率60.0%でトップ。
4番人気馬は【2.2.1.5】で昨年のアカイトリノムスメら2勝で、複勝率50.0%。
勝ち馬は上位4番人気以内の馬から出ている。
10番人気以内に2着馬は全頭、3着馬は10頭中9頭がおさまっている。
11番人気以下の激走は13年3着リラコサージュ(15番人気) のみ。
堅めの決着が多く、3連単で10万円以上の配当は13年の1回だけ。
阪神で行われた昨年は4→2→3番人気の順で、3連単2万6410円の配当だった。
2)関西馬優勢も昨年は関東馬がワンツー
出走馬の所属別成績は、栗東所属の関西馬が【8.6.10.82】。
12年ジェンティルドンナら大半の8勝をあげており、複勝率22.6%。
昨年は3着馬が該当し、毎年1頭は3着以内に入っている。
一方、 美浦所属の関東馬は【2.4.0.63】で複勝率8.7%。
関西馬に対して分が悪いが、阪神開催の昨年は1・2着を占めた。
関東馬で連対した6頭中5頭は秋華賞で上位4番人気以内に支持されていた。
キャリア別成績では、少数ながら4戦の馬が【1.1.1.5】。
一昨年のデアリングタクトが勝利し、複勝率37.5%と優秀。
また、6戦【4.3.3.19】で複勝率34.5%、8戦【2.1.3.17】で同26.1%と高い。
これら4~8戦の馬で大半の9勝をあげている。
×キャリア4~8戦に該当しない馬
スタニングローズ
タガノフィナーレ
ラブパイロー
3)前走オークス3着以内馬が4連勝中
前走レース別成績は、オークス組が【4.0.0.14】。
18年アーモンドアイ以来、近4年続けて勝ち馬が出ている。
優勝馬4頭はいずれも前走オークスで3着以内に入っていた。
出走数が抜けて多いローズS組は【3.4.7.56】で15年ミッキークイーンら3勝をあげ、複勝率20.0%。
一昨年を除いて毎年1頭は3着以内に入っている。
この組で前走5着以内だった馬は【3.4.5.28】で複勝率30.0%。
対して、前走6着以下の馬は【0.0.2.27】で連対馬が出ておらず、複勝率6.9%と低い。
〇前走オークス組
エリカヴィータ
スターズオンアース
ナミュール
プレサージュリフト
〇前走がローズSで5着以内だった馬
アートハウス
エグランタイン
メモリーレゾン
4)紫苑S組は前走3番人気以内に注目
その他のレースでは、16年に重賞に昇格した紫苑S組が【2.4.0.24】(昇格後)。
16年ヴィブロスら2勝をあげ、連対率・複勝率20.0%。
この組は前走3番人気以内だった馬が【2.3.0.3】で、連対率・複勝率62.5%と非常に高い。
なお、前走条件戦だった馬は【0.2.3.24】で複勝率17.2%。
勝ち星こそないものの、3着以内に好走した5頭はいずれも条件戦で古馬相手に勝利した経験があった。
〇前走が紫苑Sで3番人気以内だった馬
サウンドビバーチェ
スタニングローズ
〇前走が条件戦で、過去の条件戦で古馬を相手に勝利経験のある馬
ブライトオンベイス
・データからの推奨馬
ナミュール
・個人的な注目馬
アートハウス
・調教が良かった馬
ナミュール
サウンドビバーチェ
メモリーレゾン
アートハウス