順当か？波乱か？春のスプリント王決定戦を徹底解析！

1）順当か波乱か両極端な一戦

過去10年の人気別成績は、1番人気馬が「2.1.3.4」。

2016年ビッグアーサーら2勝をあげ複勝率60.0％。

2番人気馬は「3.4.0.3」で昨年のダノンスマッシュら最多の3勝をあげ、連対率70.0％と非常に高い。

3番に気馬は「2.2.3.2」で19年ミスターメロディーら2勝で、複勝率70.0％と2番人気馬と並んでトップ。

これら上位3番人気以内で全3着以内馬30頭中20頭を占めている。

以下4・5・9番人気が1勝ずつ。

2・3着馬は下位人気まで幅広く分布している。

昨年は2→1→3番人気の順で決まり、三連単9,770円と堅い決着。

これら三連単1万円未満での決着が3回に対して、19年には3→12→17番人気の順で、三連単が449万馬券の大波乱も飛び出している。

2）5歳馬が最多の5勝

年齢別成績は、5歳馬が「5.2.3.36」。

18年ファインニードルら最多の5勝をあげ、勝率10.9％でトップ。

4歳馬は「3.2.4.30」で17年セイウンコウセイら3勝をあげ、複勝率23.1％と最も高い。

6歳馬は「1.6.3.34」で昨年のダノンスマッシュの1勝のみで、2・3着になることが多い。

なお、出走数が多い7歳以上の馬は「1.0.0.49」。

好走したのは15年優勝のエアロヴェロシティのみで、日本馬はいずれも4着以下に敗れいている。

・5歳馬
ヴェントヴォーチェ
サリオス
サンライズオネスト
シャインガーネット
レシステンシア
ロータスランド

・4歳馬
グレナディアガーズ
メイケイエール
レイハリア

3）前走1番人気馬に注目

前走人気別成績は、前走1番人気だった馬が「4.6.3.17」。

13年ロードカナロアら最多の4勝をあげ、連対33.3％・複勝率43.3％と非常に高い。

この組の3着以内馬13頭はいずれも前走で中央の重賞を使われていた。

前走2番人気馬は「2.1.2.17」で20年モズスーパーフレアら2勝で複勝率22.7％。

なお、前走5番人気以下の馬はのべ「0.3.1.87」で勝ち星がなく、複勝率4.4％と低い。

好走馬4頭中3頭は前走で5着以内に入っていた。

・前走が1番人気だった馬
ダイアトニック

・前走が2番人気だった馬
ジャンダルム
メイケイエール

4）前走で逃げた馬に要注意

前走脚質別成績は、前走逃げ馬が「2.4.1.15」。

14年コパノリチャードら2勝をあげ連対率27.3％・複勝率31.8％と優秀。

昨年は2着レシステンシアが該当し、近3年続けて連対馬が出ている。

前走逃げ馬は前走での着順に関係なく要注意。

前走先行馬は「3.1.3.40」で19年ミスターメロディーら3勝をあげ複勝率14.9％。

前走差し馬は「3.3.4.55」で12年カレンチャンら3勝し複勝率15.4％。

なお、前走追い込み馬は「0.2.1.35」で勝ち星がなく複勝率7.9％と低い。

・前走で逃げた馬
該当なし

・現段階での注目馬
ダイアトニック