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①高松宮記念組vsダービー卿CT組

過去10年の出走馬には、前走が高松宮記念かダービー卿チャレンジTだった馬が多い。

成績が良いのは高松宮記念組で、2020年から4年連続で連対馬を出している。

その中でも、オープンクラスの芝1400メートル戦を勝った経験のある馬は【4.1.1.7】(3着内率46.2%)と、より好走率が高くなる。

◎前走が高松宮記念でOPクラスの芝1400m戦を勝った経験のある馬
ウインマーベル +1点
トウシンマカオ +1点

 

②前走の4コーナー通過順に注目

直線が長く前へ行くスピードだけでは通用しないのが東京・芝1400メートル。

とはいえ、後方からの競馬では前を捕まえ切れないリスクもあり、いかに好位置でレースを進められるかがカギになる。

レースでの位置取りを予想する際の参考として、過去10年の前走の4コーナー通過順別の成績を調べてみると、前走の4コーナーを3番手から5番手で通過した馬の好走率が高く、2番手以内や6番手以下だった馬は低くなっている。

◎前走の4コーナーを3番手から5番手で通過した馬
アネゴハダ +1点
ダディーズビビッド +1点
ダノンスコーピオン +1点

 

③前走が高松宮記念で4コーナー10番手以内に注目

前走レース別成績は、高松宮記念組が【6.3.3.19】。

20年ダノンスマッシュら過半数の6勝をあげ、複勝率38.7%と高い。

このうち前走高松宮記念で4コーナー10番手以内だった馬が【6.2.1.9】。

勝ち馬6頭すべて含んでおり、複勝率50.0%と優秀。

他ではダービー卿CT組は【2.2.2.25】で複勝率19.4%と低めだが、東京新聞杯組【1.2.1.1】同80.0%、京都牝馬S組【0.2.0.1】同66.7%、マイラーズC組【0.1.2.4】 同42.9%は好相性。

◎前走が高松宮記念で4コーナー10番手以内だった馬
トウシンマカオ +1点

 

④ロードカナロア産駒に大注目

過去10年で当レースと相性の良い種牡馬はロードカナロア。

2020年に3着以内を独占して以降は毎年馬券に絡んでいる。

一方、ノーザンダンサー系種牡馬の産駒は成績が悪く、過去10年で延べ21頭が出走したが、馬券に絡んだのは2018年2着のキャンベルジュニアだけである。

◎ロードカナロア産駒
グランデマーレ +1点
ダノンスコーピオン +1点
メイショウチタン +1点
リュミエールノワル +1点
レッドモンレーヴ +1点

 

⑤2番人気馬の複勝率90.0%

過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.0.0.7】。

一昨年のメイケイエールら3勝も、1着か着外かハッキリしている。

2番人気馬は【3.3.3.1】で昨年のレッドモンレーヴら3勝をあげ、複勝率90.0%と非常に高い。

以下、3・4・5・10番人気馬が1勝ずつ。

10番人気馬の優勝は14年のレッドスパーダ。

10番人気以下は【1.2.0.62】で、3着以内馬はすべて11番人気以内におさまっている。

3連単で10万円以上の配当は2回と少なく、4万円未満が5回と堅めの決着が多い。

 

⑥5枠から外が大半の9勝

枠番別成績は、5枠の馬が【4.1.0.15】。

21年ラウダシオら最多の4勝をあげ、勝率20.0%・連対率25.0%でトップ。

6枠【2.2.1.15】連対率20.0%、7枠【1.2.2.18】同13.0%、8枠【2.3.0.19】 同20.8%で、5枠から外で大半の9勝をあげ、連対率はいずれも1~4枠を上回っている。

1~4枠の中では3枠が【1.0.3.13】で唯一の勝ち星をあげ、複勝率23.5%と最も高い。

 

⑦前走の馬体重が500キロ以上だった馬が過半数の6勝

前走馬体重別成績は、前走500キロ以上の馬が【6.3.7.41】。

18年ムーンクエイクら過半数の6勝をあげ、複勝率28.1%と高い。対して、前走500キロ未満だった馬は【4.7.3.82】で複勝率14.6%。

勝ち馬はすべて前走馬体重468キロ以上だった。

なお、前走馬体重460キロ未満の馬は【0.0.0.19】と不振傾向にある。

◎前走の馬体重が500キロ以上だった馬
グランデマーレ +1点
クリノガウディー +1点
ソーヴァリアント +1点
ダディーズビビッド +1点
レッドモンレーヴ +1点

×前走の馬体重が460キロ未満だった馬
スズハローム
ロードマックス

 

・データからの該当馬TOP3

1位(名前順)
グランデマーレ 2点
ダディーズビビッド 2点
ダノンスコーピオン 2点
トウシンマカオ 2点
レッドモンレーヴ 2点

2位(名前順)
アネゴハダ 1点
ウインマーベル 1点
クリノガウディー 1点
ソーヴァリアント 1点
メイショウチタン 1点
リュミエールノワル 1点

3位以下(名前順)
スズハローム 0点
バルサムノート 0点
プルパレイ 0点
ロードマックス 0点

・個人的な注目馬
アネゴハダ

・好調教だと思った馬(名前順)
ウインマーベル
ソーヴァリアント
トウシンマカオ
リュミエールノワル
レッドモンレーヴ

 

 

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