①前走1着馬が中心
夏の2歳重賞は前走で新馬戦・未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬が中心になる。
前走で2着以下に敗れていた馬は過去10年で16頭出走したが、馬券に絡んだのは1頭だけ。
前走1着馬の中から有力馬を探すのが第一歩となる。
②前走の末脚に注目
新潟・外回りの芝1600メートル戦なので、勝負どころは最後の長い直線での末脚比べとなる。
そこで、前走の上がり3ハロンタイム推定順位別に成績を比較すると、前走の上がり3ハロンの推定順位が2位以内だった馬と3位以下だった馬では、好走率に大きな差が出ている。
前走での末脚は確認しておきたい。
◎前走の上がり3ハロンが1位だった馬
ケイテンアイジン +1点
コートアリシアン +1点
ジョリーレーヌ +1点
スターウェーブ +1点
トータルクラリティ +1点
プロクレイア +1点
マジカルフェアリー +1点
◎前走の上がり3ハロンが2位だった馬
キタノクニカラ +1点
シンフォーエバー +1点
モジャーリオ +1点
③左回りのコースの経験を重視
過去10年の優勝馬は全て前走が左回りコースだった。
新潟と同じ左回りコースを経験している馬にアドバンテージがありそう。
◎前走も左回りコースのレースに出走していた馬
コートアリシアン +1点
ジョリーレーヌ +1点
シンフォーエバー +1点
スターウェーブ +1点
プロクレイア +1点
④前走が左回りコースだった上位人気馬が狙い目
過去10年の優勝馬は全て4番人気以内に支持されており、いずれも単勝オッズは10倍未満だった。
また、優勝馬は全て前走で左回りコースの芝1400メートル戦、もしくは芝1600メートル戦を勝っていた。
これらを満たす馬が勝ち馬の候補だろう。
◎前走が左回りコースの1400mまたは1600m戦だった馬
コートアリシアン +1点
ジョリーレーヌ +1点
シンフォーエバー +1点
スターウェーブ +1点
プロクレイア +1点
⑤1、3番人気の成績が良い
過去10年の人気別成績は、1番人気【4.3.0.3】、2番人気【1.1.4.4】、3番人気【4.2.1.3】、4番人気【1.0.1.8】、5番人気【0.1.0.9】。
1番人気と3番人気は複勝率70.0%と成績が良く、単・複回収値も100%を超えている。
6~10番人気【0.2.4.44】や11番人気以下【0.1.0.38】は勝利がない。
⑥差し・追い込み馬を狙いたい
脚質別成績は、逃げ【0.2.1.7】、先行【1.2.3.30】、中団【8.4.5.45】、後方【1.2.1.27】。
中団で追走する馬が最も多く、8勝をマークするなど好走率も高い。
先行よりも後方の方が勝率・連対率が高いのも特徴。
基本的にペースは遅くなる一戦だが、未脚を活かせそうな馬を狙いたい。
⑦前走1600m組がベスト
前走距離別成績は、1600m【8.3.5.33】と1400m【2.2.0.40】が出走馬の多数を占め、なおかつ1600m組の方が好走率がだいぶ高い。
1800m 【0.5.2.19】は連対率や複勝率はまずまずだが、勝ち馬が出ていない。
1200m【0.0.3.15】は連対馬が出ておらず、苦しい傾向。
◎前走が1600m戦だった馬
コートアリシアン +1点
ジョリーレーヌ +1点
シンフォーエバー +1点
トータルクラリティ +1点
プロクレイア +1点
⑧キャリア1戦も2戦も互角
キャリア別成績は、1戦【7.6.8.61】、2戦【3.4.2.36】、3戦【0.0.0.12】。
1戦と2戦はほぼ互角で、3戦は大きなマイナス材料。
前走クラス別成績を見ても、新馬と未勝利は差がなかった。
・データからの該当馬TOP3(名前順)
1位
コートアリシアン 4点
ジョリーレーヌ 4点
シンフォーエバー 4点
プロクレイア 4点
2位
スターウェーブ 3点
3位以下
トータルクラリティ 2点
キタノクニカラ 1点
ケイテンアイジン 1点
マジカルフェアリー 1点
モジャーリオ 1点
スリールミニョン 0点
・個人的な注目馬
ケイテンアイジン
・好調教だと思った馬(枠順)
ジョリーレーヌ
シンフォーエバー
コートアリシアン
ケイテンアイジン
マジカルフェアリー