①前走上位馬の好走率が高い
過去10年の前走の着順別成績では、前走5着馬が3着内率でトップとなっている。
また、前走で2着以内だった馬も3着内率が20%を超えていることから、基本的には前走で上位の着順に入っていた馬の方が好走する確率は高そう。
ただし、前走で6着以下だった馬も3着以内が13回あるので、前走の着順が悪かったからといって軽視するのは禁物。
〇前走が5着だった馬
該当馬なし
〇前走が2着以内だった馬
アリスヴェリテ +1点
キングズパレス +1点
エーデルブルーメ +1点
レッドラディエンス +1点
②真ん中寄りの枠は苦戦傾向
過去10年の枠番別成績では、1枠から3枠が計5勝を挙げ、7・8枠が計4勝となっている。
一方、中寄りの4枠から6枠は計1勝で、3着内率も13.3%と苦戦傾向にある。
ちなみに、7・8枠の馬が3着以内に入った年は5回あり、そのいずれの年も複数頭が3着以内に入っていたことは、覚えておいても損はなさそう。
③ハンデ56キログラム以上がやや優勢
過去10年で負担重量54キログラムから55.5キログラムの馬が計5勝、56キロから57.5キロの馬も計5勝を挙げている。
また、好走率で見ると、ハンデが重いグループほど3着内率が高くなっている。
53キロ以下の馬は延べ36頭が出走したものの連対がなく、ハンデが重い馬の方がやや優勢であると言えそう。
〇斤量が54キロ~55.5キロの馬
ジューンアヲニヨシ +1点
シンリョクカ +1点
エーデルブルーメ +1点
〇斤量が56キロ~57.5キロの馬
アスクワイルドモア +1点
セレシオン +1点
キングズパレス +1点
バラジ +1点
④前走の格・クラスと単勝人気は要チェック
過去10年の優勝馬の前走を見ると、GⅠだった馬が4頭、GⅢだった馬が5頭、3勝クラスだった馬が1頭となっている。
前走がGⅠだった馬は、前走の距離と単勝人気にばらつきはあるが、前走がGⅢだった5頭はいずれも前走がサマー2000シリーズのレースで、単勝人気が7番人気以内だった。
また、前走が3勝クラスだった馬は芝2000メートルのレースを1番人気で勝利していた。
前走がGⅠだった馬は前走の距離や単勝人気を気にする必要はないが、GⅢや条件クラスだった馬は、芝2000メートルのレースで上位人気に支持されていた馬を重視したい。
〇前走がGⅠだった馬
ゴールドプリンセス +1点
ライトバック +1点
〇前走がGⅢのサマー2000シリーズで7番人気以内だった馬
ファユエン +1点
キングズパレス +1点
レッドラディエンス +1点
⑤穴馬の好走多数
過去10年、1番人気が【2.2.0.6】、2番人気が【4.0.1.5】。
この1、2番人気で6勝を挙げるものの2~3着が計3回と少なく、その分9~10番人気【1.2.2.15】、12~13番人気【1.0.3.16】など穴馬の好走が目立つ。
3連単の配当は10万馬券以上が6回を占め、特に近3年は26万、70万、22万馬券と波乱が続いている。
⑥斤量増の馬に注目、軽ハンデは劣勢
前走の斤量比較では、前走から増加していた馬が【2.3.1.13】と数は少ないが複勝率31.6%の好成績。
ただし2キロ以上の増加は【1.0.0.5】とやや苦戦している。
増減なし【3.4.5.60】同16.7%と、斤量減【5.3.4.66】同15.4%はほぼ互角。
また、連対馬はすべてハンデ54キ口以上、3着以内馬は52キロ以上から出ている。
軽ハンデ馬は劣勢。
〇前走から斤量増(2キロ未満)の馬
レッドラディエンス +1点
⑦3、4歳馬が中心に
年齢別では、3歳【2.0.1.6】複勝率33.3%、4歳【2.3.4.22】同29.0%が上位。
5歳【3.4.2.41】同18.0%、6歳【2.1.1.33】同10.8%、7歳以上【1.2.2.37】同11.9%と、ベテラン馬にも少なからず好走例はあるが、好走確率では見劣っている。
〇3歳・4歳馬
ゴールドプリンセス(4歳) +1点
ライトバック(3歳) +1点
ジューンアヲニヨシ(4歳) +1点
シンリョクカ(4歳) +1点
アリスヴェリテ(4歳) +1点
・データからの該当馬TOP3(枠順)
1位
キングズパレス 3点
レッドラディエンス 3点
2位
ゴールドプリンセス 2点
ライトバック 2点
ジューンアヲニヨシ 2点
シンリョクカ 2点
アリスヴェリテ 2点
エーデルブルーメ 2点
3位以下
ファユエン 1点
アスクワイルドモア 1点
セレシオン 1点
バラジ 1点
・個人的な注目馬
キングズパレス
・好調教だと思った馬(枠順)
ライトバック
セレシオン
アリスヴェリテ
キングズパレス
レッドラディエンス