①上位人気馬が中心
過去10年の連対馬延べ20頭のうち19頭は単勝5番人気以内だった。
6番人気以下の馬は2着が1回、3着が5回あるものの優勝はなく、3着内率も5.9%と苦戦傾向が強い。
上位人気馬が中心と考えるべきかもしれない。
②内寄りの枠はやや苦戦
過去10年の枠番別成績では、連対馬延べ20頭中17頭が4枠から外の枠に入った馬で、好走率を見ても1枠から3枠に比べ4枠から外の枠の方が高くなっている。
6枠から8枠が2着計8回、7枠が3着6回といった偏りも見られるので、外枠勢には注目しておきたい。
③前走の4コーナー通過順も要チェック
過去10年の出走馬について前走の4コーナー通過順別に成績をまとめると、前走の4コーナーを10番手以下で通過していた馬の成績が優勢となっている。
特に近年はこの傾向が顕著で、2022年以降の3回では、連対馬延べ6頭全てが前走の4コーナーを10番手以下で通過していた。
出走馬の前走での位置取りは確認しておきたい。
・前走の4コーナーを10番手以下で通過していた馬
ウォーターリヒト +1点
キープカルム +1点
シャンパンカラー +1点
ジュンブロッサム +1点
ソウルラッシュ +1点
ニシノスーベニア +1点
マジックサンズ +1点
④前走とそこでの単勝人気に注目
2019年以降の優勝馬6頭のうち4頭は、前走で芝1600メートルのGⅠに出走しており、そこで単勝9番人気以内に支持されていた。
また、残る2頭は前走がGⅢの関屋記念で1番人気だった。
勝ち馬候補を絞り込む際には、前走とそこでの単勝人気にも注目してみたい。
・前走が芝1600mのGⅠで、単勝9番人気以内に支持されていた馬
ガイアフォース +1点
ジャンタルマンタル +1点
ジュンブロッサム +1点
ソウルラッシュ +1点
マジックサンズ +1点
⑤1~4番人気が中心に
過去10年、1番人気【4.2.0.4】、3番人気【1.4.1.4】、4番人気【2.3.1.4】が複勝率60.0%で横並び。
2番人気【2.0.2.6】も含め、4番人気以内で連対馬20頭中18頭を占める。
5番人気以下は【1.1.6.103】と好走時の3着止まりが多い。
3連単が10万円を超えた年はなく、3連複も万馬券は2回のみと落ち着いた傾向。
⑥牝馬の好成績が目立つ
性別では牡・セン馬【7.9.8.113】複勝率17.5%に対し、牝馬が【3.1.2.8】同42.9%と大きくリードしている。
年齢別では4歳が【5.4.1.22】で勝率15.6%・連対率28.1%は断トツ。
複勝率も31.3%と高い。
3歳【3.1.3.26】、5歳【2.3.6.36】は複勝率22%前後で互角。
6歳【0.2.0.25】や7歳以上【0.0.0.12】は苦戦している。
・牝馬
ウンブライル +1点
・4歳馬
ウォーターリヒト +1点
キープカルム +1点
ジャンタルマンタル +1点
ファーヴェント +1点
⑦3枠以内は苦戦傾向
枠番別では1~3枠が【3.0.2.45】複勝率10.0%で、複勝率は最高でも1枠の12.5%。
4~8枠は【7.10.8.76】同24.8%を記録しており、複勝率は最低でも6枠の15.0%。
7枠が勝利こそないが【0.2.6.14】で複勝率は36.4%と高く、次いで4枠が【2.1.2.12】同29.4%をマークしている。
⑧前走G1、G2組が高複勝率
前走クラス別(中央)ではG1組【5.6.3.24】複勝率36.8%、G2組【1.0.4.8】同38.5%が、複勝率では他を大きく引き離している。
前走G1組の好走馬はすべて本競走5番人気以内で、前走は皐月賞組1頭を除き安田記念など春のG1・東京のマイル戦。
前走G2組は、好走馬5頭中4頭が2000m以上からの距離短縮だった。
G1組、G2組どちらも前走での着順は不問。
・データからの該当馬(枠順)
1位(枠順)
ウォーターリヒト 3点
キープカルム 3点
ジャンタルマンタル 3点
2位以下(枠順)
マジックサンズ 2点
ソウルラッシュ 2点
ジュンブロッサム 2点
ファーヴェント 2点
ウンブライル 1点
ニシノスーベニア 1点
ガイアフォース 1点
シャンパンカラー 1点
シャイニーロック 0点
レイベリング 0点
グリューネグリーン 0点
・個人的な注目馬
シャンパンカラー
・好調教だと思った馬(枠順)
マジックサンズ
ウンブライル
ソウルラッシュ
ガイアフォース
ジャンタルマンタル










