1) 人気薄の激走が目立つ
過去10年(新潟開催の2014年を含む)の人気別成績は、1番人気馬が【5.0.1.4】。
20年グランアレグリアら最多の5勝をあげ、複勝率60.0%でトップ。
2番人気馬は【1.4.0.5】で19年タワーオブロンドンが勝利し、複勝率50.0%で1番人気馬に次いで高い。
以下、3番人気馬が2勝、8・13番人気馬が各1勝。
13番人気馬は14年にスノードラゴンが優勝。
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布し、特に3着馬は10頭中6頭が9番人気以下の人気薄だった。
昨年は8番人気ジャンダルムが勝利し、8→7→5番人気の順で3連単46万8950円の波乱。
昨年を含めて3連単で10万円以上の配当は半数の5回と多い。
逆に3連単1万円未満は1回のみで、波乱傾向やや強めの一戦。
2) 複勝率が高い4歳馬
年齢別成績は、4歳馬が【2.3.4.18】。
20年グランアレグリアら2勝をあげ、複勝率33.3%と優秀。
3着以内馬9頭中6頭は牝馬で、活躍が目立っている。
5歳馬は【3.4.1.39】で複勝率17.0%、6歳馬は【3.0.3.28】で同17.6%。
ともに3勝ずつあげているが、複勝率で4歳馬に差をつけられている。
3歳馬は【1.2.1.15】で一昨年ピクシーナイトが勝利し、複勝率21.1%は4歳馬に次いで高い。
7歳馬は【1.1.1.23】で昨年ジャンダルムが優勝するも複勝率11.5%、8歳以上の馬は【0.0.0.8】で好走馬が出ていない。
〇4歳の牝馬
ナムラクレア
テイエムスパーダ
ママコチャ
キミワクイーン
3) セントウルS組は前走5着以内
前走レース別成績は、出走数最多のセントウルS組が【5.4.2.42】。
13年ロードカナロアら半数の5勝をあげ、連対率17.0%・複勝率20.8%。
この組の連対馬9頭中8頭はスプリンターズSで上位3番人気以内に支持されていた。
セントウルS組は前走で5着以内だった馬に注目。
のべ【5.4.2.22】で、この組の3着以内馬11頭中10頭を占めている。
特に前走1着馬は【2.3.0.4】で、連対率55.6%と優秀。
なお、前走6着以下から好走したのは13年3着マヤノリュウジン(前走7着)のみで、巻き返しは厳しい。
〇前走のセントウルSで1着だった馬
テイエムスパーダ
〇前走のセントウルSで5着以内だった馬
テイエムスパーダ
アグリ
4) 前走4番人気以内、継続騎乗馬に注目
前走人気別成績(海外出走馬を除く)は、前走1番人気だった馬が【3.3.4.21】。
18年ファインニードルら3勝をあげ、複勝率32.3%と高い。
これら前走4番人気以内だった馬は【9.9.5.69】で、優勝馬9頭を含む3着以内馬30頭中23頭を占めている。
なお、前走5番人気以下だった馬は【1.1.5.56】。
昨年のジャンダルム(前走9番人気)の1勝のみで、複勝率11.1%と低い。
また、前走から騎手が継続か乗り替わりかの比較では、乗り替わりの馬は【1.2.6.62】。
20年グランアレグリアの1勝のみで、連対率4.2%・複勝率12.7%。
3着以内馬9頭中6頭は9番人気以下の伏兵だった。
対して、前走から継続騎乗の馬は【9.8.4.69】で、大半の9勝をあげている。
連対率18.9%・複勝率23.3%と乗り替わり組を上回っている。
〇前走が4番人気以内で、継続騎乗の馬
ナムラクレア
ピクシーナイト
アグリ
マッドクール
キミワクイーン
・データからの該当馬
ナムラクレア
・個人的な注目馬
マッドクール
・調教が良かったと思う馬
ナムラクレア
アグリ
ママコチャ
マッドクール
テイエムスパーダ
ウインマーベル