ダービー馬と海外馬による夢の競演！ジャパンカップを徹底解析！

 

1)勝ち馬は上位5番人気以内

過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【5.1.2.2】昨年のコントレイルら最多の5勝をあげ、連対率60.0%・複勝率80.0%でトップ。

2番人気馬は【0.2.4.4】で勝ち星こそないが、複勝率 60.0%と1番人気馬に次いで高い。
以下、3・4番人気馬が各2勝、5番人気馬が1勝。

勝ち馬はすべて上位5番人気以内から出ている。

2着馬はすべて7番人気以内におさまっており、3着馬も6番人気までに9頭と大半を占める。

8番人気以下の好走は3着1回のみと少ない。

17年以降 近5年の3着以内馬は全て5番人気以内で、3連単2万円未満と堅めの決着が続いている。

 

2)勝ち馬は3～5歳馬、牝馬が好成績

年齢別成績は、3歳馬が【2.4.2.13】で複勝率38.1%、4歳馬が【5.3.3.36】で同23.4%、5歳馬が【3.3.4.40で同20.0%。

勝ち馬は全て3～5歳馬から出ている。

6歳馬は【0.0.0.27】と不振。

7歳以上は【0.0.1.20】で、14年以降3着以内馬が出ておらず、3～5歳馬が中心のレースと言える。

性別では牝馬が【5.2.1.15】で、一昨年のアーモンドアイら5勝をあげ、連対率30.4%・複勝率34.8%と高い。

牡馬・セン馬は【5.8.9.121】で、連対率9.1%・複勝率15.4%と、牝馬の活躍が目立つ一戦。

なお、外国馬は【0.0.0.28】で5着(3頭)が最高成績、地方馬は【0.0.0.1】と苦戦傾向。

〇3～5歳の牝馬
ウインマイティー
ウインマリリン
デアリングタクト
ユーバーレーベン

 

3) 秋の天皇賞組が過半数の6勝

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い天皇賞(秋)組が【6.2.7.38】と近3年の勝ち馬ら過半数の6勝をあげ、連対率15.1%・複勝率28.3%。

16年を除いて毎年1頭は3着以内に入っている。

この組は前走1着馬が【1.0.3.1】で複勝率80.0%と高く、前走2着馬は【2.0.0.4】で同33.3%。

なお、前走4着以下が【3.1.3.30】で、15年ショウナンパンドラ(前走4着)ら3勝をあげている。

他では秋華賞組が【2.1.1.3】で、12年ジェンティルドンナら2勝、複勝率57.1%と好相性。

京都大賞典組は【2.1.0.18】16年キタサンブラックら2勝となっており、勝ち馬はこれら3レースから出ている。

なお、凱旋門賞組は【0.2.0.4】で、連対馬2頭はともに日本馬だった。

〇前走が天皇賞(秋)だった馬
カラテ
シャフリヤール
ダノンベルーガ
ユーバーレーベン

〇前走が京都大賞典だった馬
ヴェラアズール
ボッケリーニ

 

4)前走1番人気馬、1枠の馬に注目

前走人気別成績は、前走1番人気馬が【7.3.5.15】。

17年のシュヴァルグランら過半数の7勝をあげ、連対率33.3%・複勝率50.0%と非常に高い。

3着以内馬15頭は全てジャパンCで上位5番人気以内に支持されていた。

勝ち馬はいずれも前走5番人気以内。

なお、前走10番人気以下の馬は【0.0.1.22】で連対馬が出ていない。

また、枠番別成績は最内の1枠に入った馬が【4.3.1.9】。

昨年のコントレイルら最多の4勝をあげ、連対率41.2%・複勝率47.1%と非常に高い。

2枠【2.0.3.14】で複勝率26.3%、3枠【1.1.2.16】で同20.0%。

3～8枠はいずれも複勝率17.4%以下で、内めの枠に入った馬の好走が目立つ。

 

・データからの該当馬
ユーバーレーベン

・個人的な注目馬
ヴェラアズール

・調教が良かった馬
ヴェラアズール
シャフリヤール
ユーバーレーベン
ヴェルトライゼンデ
ボッケリーニ
カラテ