1)近年は荒れ模様
過去10年、1番人気は【5.1.2.2】で複勝率80.0%と安定した成績。
他の上位人気では4番人気が【0.4.2.4】で同60.0%を記録しているのが目立つ。
連対馬は全て8番人気以内、3着馬も10頭中9頭が7番人気以内と人気別成績からは一見平穏なレースだが、ここ3年は荒れ模様。
2019年が6→1→11番人気、一昨年が7→8→1番人気、そして昨年は6→4→5番人気の順だった。
2)4歳馬が安定
年齢別では4歳が【2.3.3.12】で複勝率40.0%。
2017~19年は出走がなかったが、ここ2年では3連対を記録しており、該当馬がいれば要注意。
好走が多い5歳は【4.2.4.32】で同23.8%と上々。
6歳【2.2.2.27】同18.2%、7歳以上【2.3.1.33】同15.4%はさほど差がなく、3歳は【0.0.0.2】と出走馬が少ない。
〇4歳馬
プリュムドール
3)関西馬が優勢も…
東西の所属別では関西馬が【5.8.5.41】で複勝率30.5%を記録するのに対し、関東馬は【5.2.5.65】で同15.6%止まりと関西馬が優勢。
ただ、3番人気以内にかぎると関西馬【3.3.1.10】同41.2%、関東馬【3.1.4.5】同61.5%と複勝率は逆転する。
人気の関東馬を軽視しないように注意したい。
4)優勝馬は前走2400m以上
前走レース別ではアルゼンチン共和国杯組が【6.1.4.33】と多数出走し、複勝率25.0%。
同じくG2の京都大賞典組が【0.3.1.8】同33.3%で、3頭以上の好走馬を出すのはこの2レースのみ。
優勝馬はすべて前走で2400m以上に出走していたが、前走2000m組が【0.3.2.17】同22.7%、1800m組も【0.0.1.7】同12.5%と、大幅な距離延長馬でも2~3着に食い込む可能性はある。
×前走2400m以下のレースだった馬
アドマイヤアルバ(2200m)
シークレットラン(2000m)
メロディーレーン(2200m)
・データからの該当馬
シルヴァーソニック
・個人的な注目馬
カウディーリョ
・調教が良かった馬
アイアンバローズ
ユーキャンスマイル
カウディーリョ
シルヴァーソニック