1) 人気薄の激走に注意
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.1.3.3】。
2017年ファンディーナら 3勝をあげ、複勝率70.0%。
2番人気馬は「4.2.1.3】で昨年のスタニングローズら最多の4勝をあげ、連対率60.0%でトップだ。
以下、3・5・12番人気馬が1勝ずつ。
2・3着馬も下位人気まで幅広く分布している。
3連単は2着同着だった14年(2通りとも2万円台)を除く9回のうち4万円未満が6回と堅めの決着は多いものの、残る3回は8万円以上と波乱となるケースもある。
2)関西馬が優勢
出走馬の所属別成績は、美浦所属の関東馬が【5.8.5.73】。
一昨年のホウオウイクセルら5勝で、連対率14.3%・複勝率19.8%。
栗東所属の関西馬は【5.3.4.39】で20年アブレイズら5勝をあげ、連対率15.7%・複勝率23.5%。
勝利数は同数ながら、勝率・連対率・複勝率いずれも関西馬が上回っている。
関西馬の3着以内馬12頭中5頭は6番人気以下の伏兵で、複勝回収率112%と優秀だ。
〇関西馬
ディヴァージオン
ドナウパール
パルクリチュード
フラッシングレート
マテンロウアルテ
マルカシャルマン
3)距離短縮馬が好成績
前走距離別成績は、出走数多の1600m組が【4.3.5.53】。
19年コントラチェックら4勝をあげ、複勝率18.5%。
今回と同距離の前走1800m組は【3.3.2.35】で18年カンタービレら3勝をあげ、複勝率18.6%。
前走2000m組は【2.5.0.15】で14年バウンスシャッセら2勝しており、複勝率31.8%と高い。
他の距離で好走馬が出ているところでは、前走1400m組【1.0.1.6】で複勝率25.0%、前走2200m組【0.0.1.1】で同50.0%。
前走から距離短縮組が好成績を示している。
〇距離短縮馬
エメリヨン
セリオーソ
フラッシングレート
マテンロウアルテ
マルカシャルマン
4) 勝ち馬はすべて前走連対馬
前走着順別成績は、前走1着馬が【9.6.5.46】。
昨年のスタニングローズら大半の9勝をあげており、複勝率30.3%。
中でも今回のフラワーCで上位3番人気以内に支持された馬は【8.4.3.3】で連対率66.7%・複勝率83.3%と非常に高い。
また前走2着馬は【1.1.11.8】で複勝率27.3%。
勝ち馬はすべて前走で連対を果たしていた。
なお、前走10着以下だった馬は【0.0.0.17】と巻き返しは厳しい。
〇前走1着馬
エミュー
ココクレーター
セリオーソ
ドナウパール
パルティキュリエ
マテンロウアルテ
〇前走2着馬
ゴールデンハインド
×前走10着以下だった馬
ディヴァージオン
ヒップホップソウル
・データからの該当馬
マテンロウアルテ
・個人的な注目馬
セリオーソ
・調教が良かったと思う馬
セリオーソ
ヒップホップソウル
ココクレーター
ゴールデンハインド
ニシノコウフク