
1) 連対馬はほぼ5番人気以内
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.2.2.3】。
2020年コントレイルら3勝をあげており、連対率50.0%・複勝率70.0%。
2番人気馬は【1.3.1.5】で17年レイデオロが優勝し、複勝率50.0%。
3番人気馬は【3.3.1.3】で昨年のドウデュースら3勝をあげ、連対率60.0%でトップ。
以下、4・5・12番人気馬が1勝ずつ。
12番人気馬は19年にロジャーバローズが優勝しているが、同馬以外の連対馬はすべて上位5番人気以内におさまっている。
対して、3着馬は下位人気まで幅広く分布。
昨年は3着に7番人気アスクビクターモアが好走。
近5年続けて7番人気以下の伏兵が1頭ずつ激走している。
配当面では18年に5→4→16番人気の順で3連単285万6300円の大波乱がある一方で、3連単2万円以内の決着は5回。
堅めもしくは3着に人気薄が絡むケースが目立つ。
2) 皐月賞組は芝中距離の重賞勝利実績に注目
前走レース別成績は、出走数の半数以上を占める皐月賞組が【7.9.6.69】。
18年ワグネリアンら7勝をあげており、連対率・複勝率ともにトップ。
昨年は上位3着までを独占し、毎年連対馬が出ている。
この組の3着以内馬22頭中18頭は前走皐月賞で上位5番人気以内に支持されていた。
また、皐月賞組は芝中距離の重賞実績に注目。
3着以内馬22頭のうち、皐月賞を含めて過去に芝1800m~2000mの重賞を勝利した経験がある馬が17頭と大半を占めている。
〇皐月賞で上位5番人気以内だった馬
ベラジオオペラ
ソールオリエンス
フリームファクシ
タスティエーラ
ファントムシーフ
〇皐月賞を含め過去に芝1800m~2000mの重賞勝利馬
ベラジオオペラ
ソールオリエンス
フリームファクシ
グリューネグリーン
タスティエーラ
ファントムシーフ
3) 別路線組は前走連対がほぼ必須
京都新聞杯組は【2.1.0.19】で13年キズナ、19年ロジャーバローズが優勝。
3着以内馬3頭はいずれも前走で連対したディープインパクト産駒だった。
毎日杯組は【1.0.0.5】で一昨年シャフリヤールが優勝。
トライアルの青葉賞組は【0.0.3.20】で、連対馬が出ていない。
この組の3着馬3頭中2頭は前走青葉賞で上位3番人気以内に支持されていた。
他ではプリンシパルS組は【0.0.1.8】で、18年にコズミックフォースが16番人気で3着に激走している。
なお、NHKマイルC組は【0.0.0.18】と不振傾向。
皐月賞以外の組で3着以内に入った8頭中7頭は前走で連対を果たしていた。
4) 前走から継続騎乗馬&馬番1番は要チェック
前走から騎手が継続騎乗か乗り替わりかの比較では、継続騎乗馬が【9.9.8.93】。
15年ドゥラメンテら大半の9勝をあげ、複勝率21.8%。
対して、乗り替わりの馬は【1.1.2.55】で、一昨年シャフリヤールの1勝のみ。
複勝率6.8%と低く、継続騎乗馬に差をつけられている。
また、馬番別成績では最内の1番が【2.2.1.5】。
13年キズナら2勝をあげ、連対率40.0%・複勝率50.0%と非常に高い。
なお、15番・16番の馬はともに【0.0.0.10】で、3着以内馬が出ていない。
〇前走から継続騎乗馬
スキルヴィング
トップナイフ
ソールオリエンス
ショウナンバシット
メタルスピード
グリューネグリーン
シャザーン
ハーツコンチェルト
パクスオトマニカ
サトノグランツ
・データからの該当馬
ソールオリエンス
・個人的な注目馬
ハーツコンチェルト
・調教が良かったと思う馬
ファントムシーフ
タスティエーラ
ショウナンバシット
スキルヴィング
サトノグランツ