※一昨年、昨年の阪神開催を含めた過去10年のデータから分析
1) 勝ち馬は上位4番人気以内
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.1.1.5】。
2020年デアリングタクトら3勝をあげており、複勝率50.0%。
2番人気馬は【0.4.0.6】で勝ち星がなく、連対率40.0%。3番人気馬が【5.0.2.3】で昨年のスタニングローズら最多の5勝をあげ、複勝率70.0%でトップ。
4番人気馬は【2.2.1.5】で一昨年のアカイトリノムスメら2勝をあげ、複勝率50.0%。
勝ち馬はすべて上位4番人気以内の馬から出ている。
10番人気以内に2着馬は全頭、3着馬は10頭中9頭がおさまっている。
11番人気以下の激走は13年3着リラコサージュ(15番人気)のみ。
3連単で10万円以上の配当は13年の1回だけで、堅めの決着が多い。
2) 関西馬が大半の8勝
出走馬の所属別成績は、栗東所属の関西馬が【8.6.9.85】。
19年クロノジェネシスら大半の8勝をあげており、複勝率21.3%。
昨年は1・2着馬が該当し、毎年1頭は3着以内に入っている。
一方、美浦所属の関東馬は【2.4.1.58】で複勝率10.8%。
関東馬で3着以内に入った7頭中6頭は秋華賞で上位4番人気以内に支持されていた。
関西馬が優勢となっている。
キャリア別成績では、6戦の馬が【4.4.3.23】。
一昨年のアカイトリノムスメら最多の4勝をあげ、複勝率32.4%と優秀。
また、4戦【1.1.1.8】で複勝率27.3%、8戦【2.1.3.19】で同24.0%と高い。
なお、3戦以内は【0.0.0.4】、10戦以上は【1.0.0.31】と分が悪い。
〇関西馬
コナコースト
コンクシェル
ソレイユヴィータ
ドゥアイズ
ドゥーラ
ハーパー
ピピオラ
フェステスバント
マスクトディーヴァ
マラキナイア
ラヴェル
リバティアイランド
〇キャリア6戦の馬
ソレイユヴィータ
ヒップホップソウル
ピピオラ
ラヴェル
3) 前走オークス3着以内馬が好成績
前走レース別成績は、オークス組が【4.1.1.15】。
18年のアーモンドアイら4勝をあげ、複勝率28.6%。
この中で前走オークス3着以内だった馬は【4.1.1.3】で連対率55.6%・複勝率66.7%と非常に高い。
出走数が抜けて多いローズS組は【2.3.7.54】で、15年ミッキークイーンら2勝をあげ、複勝率18.2%。
この組で前走5着以内だった馬は【2.3.5.28】で複勝率26.3%。
対して、前走6着以下の馬は【0.0.2.26】で連対馬が出ておらず、複勝率7.1%と低い。
〇前走のオークスで3着以内だった馬
ハーパー(2着)
リバティアイランド(1着)
〇前走のローズで5着以内だった馬
マスクトディーヴァ(1着)
マラキナイア(3着)
4) 紫苑S組は前走3番人気以内に注目
その他のレースでは、16年に重賞に昇格した紫苑S組が【3.4.0.26】(昇格後)。
16年ヴィブロスら3勝をあげ、連対率・複勝率21.2%。
この組は前走3番人気以内だった馬が【3.3.0.4】で、連対率・複勝率60.0%と非常に高い。
なお、前走条件戦だった馬は【0.2.2.26】で、複勝率13.3%。
勝ち星こそないものの、3着以内に好走した4頭はいずれも条件戦で古馬相手に勝利した経験があった。
〇前走の紫苑Sで3番人気以内だった馬
グランベルナデット(1番人気)
ソレイユヴィータ(3番人気)
ヒップホップソウル(2番人気)
〇前走が条件戦で古馬相手に勝利した経験がある馬
ピピオラ
フェステスバント
・データからの該当馬
リバティアイランド
・個人的な注目馬
ドゥーラ
・調教が良かったと思う馬
コナコースト
コンクシェル
ドゥアイズ
モリアーナ
ヒップホップソウル
リバティアイランド