秋の中距離王決定戦！天皇賞(秋)を徹底解析！

 

 

1) 1番人気馬が過半数の6勝

過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【6.2.1.1】。

19年・20年連覇のアーモンドアイら過半数の6勝をあげており、連対率80.0%・複勝率90.0%と高い。

2番人気馬は【1.2.2.5】で18年レイデオロが勝利し、複勝率50.0%と1番人気馬に次いで高い。

3番人気馬は【1.1.1.7】で、一昨年エフフォーリアが優勝。

以下、5番人気馬が14年スピルバーグら2勝。

勝ち馬はすべて上位5番人気以内から出ている。

2・3着馬もほぼ7番人気以内におさまっており、8番人気以下の好走は2・3着1回ずつ。

配当面では3連単で10万円以上は15年の1回のみで、7回は3万円未満と堅い決着が目立つ。

 

2) 好走馬は3〜5歳馬に集中

年齢別成績は、出走数最多の5歳馬が【5.4.3.38】。

16年モーリスら最多の5勝をあげており、複勝率24.0%。

4歳馬は【3.6.4.30】で13年ジャスタウェイら3勝をあげ、連対率20.9%と最も高い。

3歳馬は【2.0.2.8】で昨年のイクイノックスら近2年連続で勝利し、複勝率33.3%でトップ。

勝ち馬はすべて3〜5歳馬から出ており、3着以内馬も集中している。

6歳馬は【0.0.1.29】で連対馬が出ておらず、3着1回のみ。

なお、7歳以上の馬は【0.0.0.22】で苦戦傾向にある。

〇3～5歳の馬
ノースブリッジ
ドウデュース
ダノンベルーガ
ガイアフォース
ジャスティンパレス
イクイノックス
プログノーシス
ジャックドール
アドマイヤハダル

 

3) 前走国内G1組は今回2番人気以内に注目

前走クラス別成績は、前走国内G1組が【5.7.4.20】。

17年キタサンブラックら5勝をあげ、連対率33.3%・複勝率44.4%。

この組は今回2番人気以内に注目。

1番人気に支持された馬は【4.2.0.1】で勝率57.1%、連対率・複勝率85.7%と非常に高い。

2番人気馬は【0.2.2.0】で勝ち馬こそ出ていないが、複勝率100%と安定している。

この組の3着以内馬16頭中10頭は今回2番人気以内に支持されていた。

前走G2組は【5.3.6.88】で15年ラブリーデイら5勝をあげ、連対率7.8%・複勝率13.7%。

この組の3着以内馬14頭中12頭は前走3着以内だった。

好走馬はすべて前走国内G1組、G2組から出ている。

〇前走が国内G1で今回2番人気以内になりそうな馬
イクイノックス

〇前走が国内G2で3着以内だった馬
プログノーシス

 

 

4) 前走2番人気以内馬に注目

前走人気別成績は、前走1番人気だった馬が【7.3.3.14】。

一昨年エフフォーリアら過半数の7勝をあげており、連対率37.0%・複勝率48.1%と優秀。

昨年は3着ダノンベルーガが該当し、毎年1頭は3着以内に入っている。

前走2番人気馬は【1.4.3.11】で昨年イクイノックスが優勝しており、複勝率42.1%と前走1番人気馬に迫っている。

これら前走2番人気以内馬に注目だ。なお、前走10番人気以下だった馬は【0.0.0.17】で3着以内馬が出ていない。

〇前走2番人気以内だった馬
ガイアフォース
ジャスティンパレス
イクイノックス
プログノーシス
ジャックドール

 

・データからの該当馬
イクイノックス

・個人的な注目馬
ジャスティンパレス

・調教がよかったと思う馬
イクイノックス
ジャックドール
ダノンベルーガ
ドウデュース
プログノーシス