
1番人気馬が過半数の6勝
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【6.1.1.2】。
昨年のイクイノックスら過半数の6勝をあげ、連対率70.0%・複勝率80.0%と高い。
2・3番人気馬はともに【1.1.3.5】 で、複勝率50.0%。
4番人気馬は【1.1.2.6】で、これら上位4番人気以内で大半の9勝をあげている。
その他の1勝は15年にゴールドアクターが8番人気で優勝している。
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布。
特に2着馬は8番人気以下が3頭。
過去10年中5年で8番人気以下の伏兵が1頭ずつ3着以内に激走している。
3連単はすべて13万円未満と大波乱こそないものの、上位人気馬が勝利して2・3着に人気薄が入るヒモ荒れとなるケースがある。
3歳馬が好成績
年齢別成績は、3歳馬が【4.3.2.16】。
昨年のイクイノックスら4勝をあげ、連対率28.0%・複勝率36.0%でトップ。
3着以内馬9頭中7頭は上位4番人気以内に支持されていた。
出走数最多の5歳馬は【4.3.5.45】で17年キタサンブラックら4勝をあげ、複勝率21.1%と3歳馬に次いで高い。
4歳馬は【2.4.2.37】で20年クロノジェネシスら2勝をあげ、複勝率17.8%。
連対馬はすべて3~5歳馬から出ている。
6歳馬は【0.0.1.18】で、18年シュヴァルグランの3着1回のみ。
なお、7歳以上は【0.0.0.14】ですべて着外に敗れている。
○3歳馬
ソールオリエンス
タスティエーラ
ハーパー
前走天皇賞(秋)3着以内馬に注目
前走レース別成績では、天皇賞(秋)組が【3.2.1.12】。
近3年連続で勝ち馬が出ており、連対率27.8%・複勝率33.3%。
この組の好走馬6頭中5頭は前走天皇賞で3着以内だった。
出走数が抜けて多いジャパンC組は【2.2.4.44】で17年キタサンブラックら2勝をあげ、連対率7.7%・複勝率15.4%。
この中で今回の有馬記念が休み明け3戦目の馬が【2.2.4.28】で複勝率22.2%。
休み明け2戦目【0.0.0.5】、同4戦目 【0.0.0.9】はともに好走馬が出ていない。
菊花賞組は【2.2.2.7】で18年ブラストワンピースら2勝をあげ、連対率30.8%・複勝率46.2%と好相性。
凱旋門賞組は【1.1.2.5】で13年オルフェーヴルが優勝し、複勝率44.4%と優秀。
アルゼンチン共和国杯組は【1.0.0.6】で15年ゴールドアクターが勝利。
なお、エリザベス女王杯組は【0.2.1.21】で勝ち星こそないが、2・3着で3頭好走している。
○前走が天皇賞(秋)で3着以内だった馬
ジャスティンパレス
○前走がJCで今回の有馬記念が休み明け3戦目の馬
タイトルホルダー
ディープボンド
ドウデュース
○前走が菊花賞だった馬
ソールオリエンス
タスティエーラ
○前走が凱旋門賞だった馬
スルーセブンシーズ
前走国内G1で5着以内がカギ
前走国内レース組ではG1組【7.8.8.89】複勝率20.5%、G2組【1.1.0.25】同7.4%から好走馬が出ている。
国内G1組では前走5着以内だった馬が【7.5.7.34】。
14年ジェンティルドンナ(前走ジャパンC4着)ら過半数の7勝をあげ、複勝率35.8%と優秀。
昨年は上位3着までを占め、14年以降毎年1頭は3着以内に入っている。
なお、前走6着以下は【0.3.1.55】で勝ち星がなく、複勝率6.8%と低い。
○前走国内G1で5着以内だった馬
ジャスティンパレス/天皇賞(秋)2着
スターズオンアース/ジャパンカップ3着
ソールオリエンス/菊花賞3着
タイトルホルダー/ジャパンカップ5着
タスティエーラ/菊花賞2着
ドウデュース/ジャパンカップ4着
ハーパー/エリザベス女王杯3着
ライラック/エリザベス女王杯4着
・データからの該当馬
タスティエーラ
・個人的な注目馬
ジャスティンパレス
・調教がよかったと思う馬
スルーセブンシーズ
タスティエーラ
ソールオリエンス
スターズオンアース
ジャスティンパレス
プラダリア