夏の到来を告げるスプリント重賞！函館ＳＳを徹底解析！

 

1) 近年の1番人気は安定

過去10年、1番人気は【2.1.2.5】だが近5年は複勝率100%。

2番人気は【0.2.0.8】とやや苦しく、3〜5番人気は計【5.2.4.19】複勝率36.7%と上々。

6～10番人気【2.4.2.39】同17.0%、11番人気以下【1.1.2,45】同8.2％
と穴馬の好走も多い。

1番人気が安定している近5年も、そのうち3回は2桁人気馬が馬券に絡んでおり平穏には収まりづらい。

 

2) 3・4歳が好成績、ベテランの穴馬注意

年齢別では3歳が【3.2.2.11】複勝率38.9%。

量面で恵まれるためか、古馬との初対戦でも好結果を残している。

4歳は【2.2.3.15】同31.8%と上々。

5歳は【3.3.3.40】と好走馬こそ多いが複勝率は18.4%止まり。

6歳【1.2.0.26】同10.3%、7歳以上【1.1.2.24】同14.3%で、6歳以上の好走馬はすべて6番人気以下の穴馬。

〇3歳馬
ブトンドール
ムーンプローブ
リバーラ

〇4歳馬
ウォーターナビレラ
カルネアサーダ
キミワクイーン
ジャスパークローネ
トウシンマカオ

 

3） 前走G1組なら距離短編馬

前走クラス別(中央)ではG1組が【5.2.4.30】と半数の5勝を挙げているが、複勝率は26.8%とさほど高くない。

このうち、前走が本競走と同距離の高松宮記念だった馬は【2.0.1.21】同12.5%とひと息。

桜花賞などからの距離短縮馬が【3.2.3.9】同47.1%と好結果を残している。

〇前走がG1で今回が距離短縮になる馬
ブトンドール
ムーンプローブ

 

4) 前走G2以下なら4着以内

前走G1以外(中央)では京王杯スプリングC組【2.0.2.7】複勝率36.4%が目立つくらいで、複数の好走馬を出すレースは少ない。

その前走G2以下の組の前走着順別成績は、1〜4着だった馬が【2.6.6.29】で複勝率32.6%、5着以下だった馬は【3.2.0.55】で同8.3%。

G1組以外なら前走4着以内馬の好走確率が高い。

〇前走がG2以下のレースで4着以内だった馬
ヴィズサクセス(OP1着)
カルネアサーダ(L4着 ※ダート)
キミワクイーン(L2着)
ジャスパークローネ(3勝クラス1着)
テイエムトッキュウ(L1着 ※ダート)

 

・データからの該当馬
ブトンドール

・個人的な注目馬
カイザーメランジェ

・調教が良かったと思う馬
トウシンマカオ
カイザーメランジェ
ムーンプローブ
ブトンドール
ヴァトレニ
キミワクイーン