①1番人気が強い
昨年は14番人気のテイエムスパーダが勝つ大波乱の結果となったが、過去10年の成績を見ると基本的には1番人気が強い重賞である。
とくに重賞勝ちの実績がある馬が1番人気に支持された際は【6.2.0.0】で勝率75%、連対率100%の好成績となっている。
〇重賞勝ちの実績があり1番人気になりそうな馬
ピューロマジック +1点
トウシンマカオ +1点
ママコチャ +1点
②前走での位置取りに注意
前項で1番人気が強いことを記したが、過去10回中9回で3連単は万馬券決着となっている。
つまり馬券圏内に穴馬が食い込むケースが多い。
過去10年において5番人気以下で馬券に絡んだ10頭の前走を調べてみると、前走で先行して粘り切れなかったり、もしくは位置取りが後方となり差し届かなかった馬が多い。
前走では展開が向かず好走できなかった馬が一変するケースがよく見られるレース。
③前走がGⅠやGⅡだった馬が好走率上位
北九州記念などサマースプリントシリーズの対象レースから転戦してくる馬の出走が多いが、過去10年で好走率が高いのは春のマイル以下のGⅠやGⅡを走って夏を休養にあてた馬。
特に中京でセントウルSが開催された2020年から2022年は、これに該当する馬が3連勝している。
〇前走がGⅠまたはGⅡだった馬
テンハッピーローズ +1点
ダノンスコーピオン +1点
トウシンマカオ +1点
ママコチャ +1点
④3歳から5歳の重賞ウイナーが有力
過去10年の優勝馬はすべて3歳から5歳だった。
そして、10頭中9頭に重賞勝利の実績があった。
2018年以降は重賞を複数勝っている馬の優勝が多くなっているので、過去の成績をチェックして1着候補を探したい。
〇重賞勝利の実績がある3~5歳馬
モズメイメイ +1点
キミワクイーン +1点
テイエムスパーダ +1点
ピューロマジック +1点
ダノンスコーピオン +1点
トウシンマカオ +1点
ママコチャ +1点
※以下は中京芝1200mで行われた20~22年の過去3回を分析
⑤1番人気が3戦3勝
20年はダノンスマッシュ、21年はレシステンシア、22年はメイケイエールが勝ち、1番人気が3戦3勝という成績。
2番人気も【0.1.1.1】で複勝率66.7%と優秀。
6番人気以下で好走したのは、22年2着ファストフォース(6番人気)と、20年2着メイショウグロッケ(12番人気)の2頭。
⑥先行か中団
脚質別成績は、逃げ【0.0.0.3】、先行【2.1.2.6】、中団【1.2.1.14】、後方【0.0.0.15】。
好走馬はすべて先団か中団で、好走率は前者の方がかなり高い。極端な位置を取るよりも、無難に好位からの抜け出しを狙いたい。
⑦JRAのG3組は巻き返しにも注意
前走JRAのG3【0.3.0.20】は、サマースプリントシリーズの関係で出走馬は多いものの平凡な成績。
連続好走を果たしたのは21年ピクシーナイト(CBC賞2着→セントウルS2着)だけ。
20年2着メイショウグロッケは前走関屋記念8着、22年2着ファストフォースは前走北九州記念10着だった。
・データからの該当馬TOP3(枠順)
1位
トウシンマカオ 3点
ママコチャ 3点
2位
ピューロマジック 2点
ダノンスコーピオン 2点
3位以下
モズメイメイ 1点
キミワクイーン 1点
テイエムスパーダ 1点
テンハッピーローズ 1点
アネゴハダ 0点
グレイトゲイナー 0点
ストーンリッジ 0点
サウザンサニー 0点
ジョウショーホープ 0点
ヨシノイースター 0点
ミッキーハーモニー 0点
トゥラヴェスーラ 0点
アサカラキング 0点
カリボール 0点
・個人的な注目馬
トウシンマカオ
・好調教だと思った馬(枠順)
モズメイメイ
ヨシノイースター
ピューロマジック
ダノンスコーピオン
トウシンマカオ
ママコチャ