※中京芝1600mで行われた2021年と22年のレースを分析
1)かなり波乱含み
21年は12番人気 (ケイデンスコール)→2番人気(ピースワンパラディ)→14番人気 (エントシャイデン)の順に入線して、3連単は122万8010円の高配当。
22年は7番人気(ザダル)→11番人気 (ダイワキャグニー)→2番人気(カイザーミノル) の順に入線して、馬連が1万4680円だった。
両年で1番人気が馬券圏外に敗れ、2桁人気の馬が好走している。
かなり波乱含みの傾向。
2)左回りの重賞で好走実績がある馬の巻き返しに注意
ケイデンスコールは近走不振だったが、過去に新潟2歳S1着やNHKマイルC2着の実績があった。
ザダルは前走富士Sで7着に敗れていたが、前年にエプソムCを勝利していた。
またダイワキャグニーも近走は3着以内に入っていなかったが、東京巧者でエプソムC1着や毎日王冠2着の実績があった。
今年も過去に左回りの重賞で好走実績がありながら人気を落としている馬の巻き返しには注意したい。
〇左回りの重賞で好走実績がある馬
プレサージュリフト(2022年/クイーンC:1着)
ピースワンパラディ(2021年/京都金杯:2着)
タイムトゥヘヴン(2022年/京王杯SC:3着)
イルーシヴパンサー(2022年/東京新聞杯:1着)
ダイワキャグニー(2022年/京都金杯:2着)
マテンロウオリオン(2022年/NHKマイル:2着)
シュリ(2022年/関屋記念:2着)
カイザーミノル(2021年/京王杯SC:3着)
3)左回りの好走実績がとにかく大事
カイザーミノルは前走の天皇賞(秋)14着だが、前年に京王杯スプリングC3着や朱鷺S1着の実績をあげていた。
エントシャイデンも前走リゲルSは10着だが、前年に谷川岳S2着や中京記念3着と好走していた。
3着に入った2頭は前年に左回りの重賞で3着の実績があった。
また、ピースワンパラディは前走キャピタルSを勝利していた。
左回りの好走実績がいかに大事かがわかる。
〇前年に左回りの重賞で3着の実績があった馬
プレサージュリフト(2022年/クイーンC:1着)
タイムトゥヘヴン(2022年/京王杯SC:3着)
イルーシヴパンサー(2022年/東京新聞杯:1着)
ダイワキャグニー(2022年/京都金杯:2着)
マテンロウオリオン(2022年/NHKマイル:2着)
シュリ(2022年/関屋記念:2着)
4)勝ち切るためには内目を通りたい
過去2年のペースは平均。
脚質は不問だが、ケイデンスコールもザダルも馬場の内目を通って抜けてきた。
勝ち切るためには経済コースを意識しないといけないかもしれない。
ハンデは56キロか57.5キロかの2パターン。
枠順は真ん中よりも内がベターという印象。
・データからの該当馬
プレサージュリフト
・個人的な注目馬
ダイワキャグニー
・調教が良かったと思う馬
プレサージュリフト
イルーシヴパンサー
ベレヌス
マテンロウオリオン
エントシャイデン
シュリ