※中京芝2000mで行われた2020~22年も含めた過去10年のデータを分析
1) 1〜2番人気が強いが、人気薄の食い込みにも注意
人気別成績は、1番人気【4.1.1.4】、2番人気【1.2.2.5】、3番人気【1.0.1.8】、4番人気【1.0.0.9】、5番人気【1.0.0.9】。
1~2番人気【5.3.3.9】が好走馬の1/3を占めており信頼度は高い。
一方、6~10番人気【2.3.4.41】、11番人気以下【0.4.2.56】で人気薄の食い込みも多い。
2) 前走オークス組が中心
前走レース別成績は、オークス【7.2.3.37】が圧倒的に頭数が多い。
同組の前走着順別成績は1着【2.1.0.1】、2着【0.0.0.2】、3着【1.0.0.0】、4番人気【1.0.1.1】、5着【1.0.2.2】、6~9着【1.0.0.11】、10着以下【1.1.0.19】。
5着以内に入っていることが望ましく、特に優勝馬の好走率はとても高い。
6着以下から巻き返した3頭(アートハウス、ビーチサンバ、カンタービレ)は、春に芝1600m以上の重賞で連対か、OP特別1着の実績があった。
〇前走がオークスで5着以内だった馬
ラヴェル
△前走のオークスで6着以下でも、春に芝1600m以上の重賞で連対か、OP特別1着の実績がある馬
ソーダズリング(フローラS/2着)
3) 底を見せていない前走1勝クラスの馬にチャンス
前走1勝クラス【3.4.3.39】の連対率や複勝率は前走JRA・G1組に匹敵する。
注意すべき点は前走2000m【2.2.1.13】が強く、前走1800m 【0.1.0.22】が不振であること。
前走1勝クラス・1800m組で唯一好走した20年ムジカは、7戦連続で3着以内という実績で今回のレースに臨んだ。
2000m組にも言えることだが、キャリアが浅い、安定した成績を残している、といった底を見せていない馬の方が狙いやすい。
〇前走2000m組で有望に思える馬
ブレイディヴェーグ
4) 前走2勝クラス組は不振だが、伏兵の一発に注意
前走2勝クラス【0.2.4.25】は、複勝率こそ1勝クラスやJRA・G1組とあまり変わらないが、連対率は6.5%しかない。
前走1着【0.0.1.7】や、前走2着【0.1.0.6】の成績が良くないことが影響している。
基本的には狙いづらいが、21年2着エイシンヒテン(クイーンC4着)、18年3着ラテ
ュロス(アルテミスS3着)、17年2着カワキタエンカ(チューリップ賞5着)のように、過去に芝1600mの重賞で5着以内に入ったことがある馬の一発に注意したい。
〇前走2勝クラス組で過去に芝1600mの重賞で5着以内に入ったことがある馬
マラキナイア(アルテミスS/5着)
・データからの該当馬
ラヴェル
・個人的な注目馬
マラキナイア
・調教が良かったと思う馬
ソーダズリング
アンリーロード
ブレイディヴェーグ
ラファドゥラ
コンクシェル