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3歳クラシックの最終戦!菊花賞を徹底解析!

 

※一昨年、昨年の阪神開催を含めた過去10年のデータから分析

1) 10回中8回が3連単8万円未満

過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【4.0.2.4】。

2020年コントレイルら最多の4勝をあげており、複勝率60.0%でトップ。

2番人気馬は【1.2.0.7】で昨年のアスクビクターモアが優勝し、複勝率30.0%。

以下、3番人気馬が2勝、4・5・7番人気馬が1勝ずつ。

勝ち馬は上位7番人気以内におさまっているものの、2・3着馬は下位人気まで幅広く分布している。

10番人気以下は【0.1.2.87】で2着1回、3着2回。

これら10番人気以下が激走した17年は1→10→13番人気で3連単55万馬券、18年は7→2→10番人気で3連単10万馬券と波乱となっている。

その他の8回は3連単8万円未満と比較的堅めの決着となっている。

 

 

2) キャリア6〜8戦の馬に注目

出走馬の所属別成績は、栗東所属の関西馬が【7.9.8.105】。

15年キタサンブラックら7勝をあげ、連対率12.4%・複勝率18.6%。

対して、美浦所属の関東馬は【3.1.2.45】で、連対率7.8%・複勝率11.8%。

出走数が多い関西馬が連対率・複勝率で優勢となっている。

キャリア別成績では、6戦の馬が【4.2.1.19】。16年サトノダイヤモンドら最多の4勝をあげ、複勝率26.9%。7戦の馬は【3.1.5.25】で複勝率26.5%、8戦の馬は【1.4.4.28】で同24.3%。

これら6〜8戦で大半の8勝をあげており、複勝率が高い。

なお、3〜5戦の馬【2.1.0.18】で複勝率14.3%、9戦以上【0.2.0.60】で同
3.2%となっている。

〇関西馬
トップナイフ
ダノントルネード
リビアングラス
サヴォーナ
マイネルラウレア
サトノグランツ
ファントムシーフ
ショウナンバシット

〇キャリア6〜8戦の馬
ウインオーディン(8戦)
シーズンリッチ(7戦)
パクスオトマニカ(8戦)
ノッキングポイント(7戦)
サトノグランツ(7戦)
ハーツコンチェルト(7戦)
ナイトインロンドン(6戦)
ファントムシーフ(7戦)
ショウナンバシット(8戦)

 

3) 神戸新聞杯組の連対馬は前走3着以内

前走レース別成績は、出走数最多の神戸新聞杯組が【6.5.4.51】。

14年トーホウジャッカルら過半数の6勝をあげており、連対率16.7%・複勝率22.7%。

この組の前走着順別成績は、1着馬が【3.0.2.2】。13年エピファネイアら3勝をあげており、複勝率71.4%と非常に高い。

前走2着馬は【1.3.1.5】で17年キセキが勝利し、複勝率50.0%。

また、前走3着馬は【2.2.0.5】で19年ワールドプレミアら2勝で、複勝率44.4%。

この組の連対馬11頭はすべて前走で3着以内に入っていた。

なお、前走4〜5着だった馬は【0.0.1.13】、前走6着以下【0.0.0.26】でともに苦戦傾向。

サトノグランツ(神戸新聞杯1着)
サヴォーナ(神戸新聞杯2着)
ファントムシーフ(神戸新聞杯3着)

 

4) セントライト記念組は中山芝での中距離重賞の実績馬に注目

前哨戦のセントライト記念組は【3.3.1.43】で、昨年のアスクビクターモアら3勝をあげ、連対率12.0%・複勝率14.0%。

この組の3着以内馬7頭中6頭は中山芝2000~2200m重賞(前走セントライト記念を含む)で連対経験があった。

例外は17年2着のクリンチャーだが、同馬は皐月賞で4着に入っていた。

他では前走2勝クラス組が【0.1.5.36】で、優勝馬こそ出ていないが、一昨年3着のディヴァインラヴら10年中6年で3着以内に入っている。

3着以内馬6頭はいずれも前走で芝2200m以上のレースを勝利しており、これに該当する馬はのべ【0.1.5.15】複勝率28.6%と優秀。

〇セントライト記念を含む中山芝2000~2200m重賞で連対経験がある馬
ソールオリエンス

 

・データからの該当馬
ファントムシーフ

・個人的な注目馬
リビアングラス

・調教がよかったと思う馬
リビアングラス
タスティエーラ
ファントムシーフ
ドゥレッツァ
ソールオリエンス
サトノグランツ

 

 

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